こんにちは!
藤の木校の飯島です!
僕は大学で社会科の教員免許を取るくらい社会科が好きです。
「今日は何の日」というテーマで
過去に起こった歴史的な出来事を取り上げてみようと思います。
早速、今日5/19は征夷大将軍・坂上田村麻呂が東北地方に住む蝦夷(えみし)のボスである阿弖流為(アテルイ)を降伏させた日だそうです!(西暦802年)
坂上田村麻呂といえば「泣くな(797年)征夷大将軍・坂上田村麻呂」という語呂合わせをした方もいるのではないでしょうか?
僕は「鳴くよ(794年)ウグイス平安京」とセットで覚えた記憶があります。
中学校の歴史では比較的早い段階で扱う内容なので、入試が近くになるにつれ記憶が薄れていく内容でもあります。
ちなみに、征夷大将軍という役職はこの平安時代の段階では蝦夷の征伐(よって征夷)を行っていたため、役職名に間違いはなかったのですが、平安時代末期から鎌倉時代初頭に活躍した源頼朝が1192年に征夷大将軍になって以降は蝦夷地には行っていません。
さらに、歴史上で「将軍」とは「征夷大将軍」の略称でした。
江戸幕府の徳川家の人々をはじめ、日本の歴史に出てくる将軍は全員「征夷大将軍」です。
中学校では多くの「将軍」を学習しますが、実は本当に蝦夷地に行った「征夷大将軍」は坂上田村麻呂しかいないんです!