みなさんこんにちは!
個別指導Wam豊田校、講師の真柄です。
今日は理科の日です!
みなさんに理科の楽しみを知ってもらうために毎週水曜日にブログを更新しています。
今日は卵を使った重力のおもしろい実験についてお話しします。
重力と卵のお話をする前に、重力と万有引力について少しだけ説明します。
万有引力とは、重たいものが周りのものを引き寄せる力のことです。
万有引力が難しいと感じたら、重力に似ている力だけど、全く同じではないということだけ覚えておいてください。
まず、万有引力を発見した人は知っていますか?
答えはアイザック・ニュートンです。中学校の理科で習う力の単位N(ニュートン)の由来にもなった人です。
ニュートンは木からリンゴが落ちる様子を見て万有引力を発見したと言われています。
ここで、重力と万有引力は何が違うか説明します。
地球はとても重たいので、地球からの万有引力によって重力という力が生まれています。しかし、地球は回転をしているので、地球上のものには遠心力という力が働きます。(遠心力とは、なにか物にひもをつけて振り回して、手を離すと物が飛んでいく、この飛んでいく力のことです。ひもの長さが長いほど遠心力は大きくなります。)
重力とは、万有引力と遠心力が合わさった力のことです。遠心力は緯度によって違うので、重力は立っている場所によって少しずつ違ってきます。また、遠心力は赤道付近になると1番大きくなるので、重力が1番小さい場所になります。
さて、本題の卵と重力のお話をしていきます。
日本では、卵を置くと転がると思います。これは、卵にかかる重力が大きいからです。ですが、赤道付近で卵を置くと転がらずに立つことがあります!!これは、赤道付近の遠心力の力が大きいため、重力が少し弱くなるからです。
インターネットで調べると、釘の上に立つ卵の写真が見られるので、ぜひ調べてみてください。
今回は卵と重力のお話をしました。
卵は転がるものと思っていたが、実は立つこともあるというのはとても驚きませんか?
今回のお話のように、身近で当たり前のように感じられていることは、実は他の地域では当たり前ではないことがよくあります。ぜひ探してみてください!
次回のブログは、『何時間寝るのがいいの? 睡眠のお話』について書きます。
お楽しみに~!
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