塾生のみなさん、こんにちは!千歳烏山校のショージです。
いきなりですが、みなさんは数学の「証明」はお好きですか?笑
私は中学生の数学を担当していますが、証明に苦手意識を持っている人は多いように思います。先生の見立てですが、証明問題に対して、なんとなーく「異物感」を感じているのでは?笑 証明は計算するだけではないからですねー。
先日も、ある塾生に「証明って何の役に立つんですか?」って質問されました。確かに核心を突く質問ですね。きかれたとき、一瞬ドキッとしました笑
私の考えですが、大人になったとき、確かに中学数学の証明問題がそのまま役に立つことは滅多にないと思います。奇数と奇数の和が偶数になる、ってこと何かの役に立ったかなあ・・・まあ、無理やり言えなくはないけど笑
大切なのはその「考え方」かなと思います。その考え方を養うために、中学・高校の数学では証明問題を練習するのではないかと。
・・・と言われても、なんのこっちゃですよね笑
先生が塾生に説明するなら以下の通り。
条件→答え :計算問題
答え→条件 :証明問題
条件が決まっている上で答えを導くのは計算問題、答えになるための「条件を探し出す」のが証明問題、といったところでしょうか。
身の回りのことでも、結論(答え)が決まっていることって沢山あると思います。
例えば、カレーの作り方なんてどうでしょう?これも一種の証明問題かな。
カレーという答えに辿り着くための、条件(必要な材料・機材の準備、下ごしらえ、調理の過程、等)を説明しますよね。(各家庭によってその証明方法は様々だと思いますが笑)←この説明で納得してもらえるかな?笑
社会にでると、答えが決まっていることに対して「説明する能力」を問われることが多々あります。
中学生・高校生のみなさん、面倒な証明問題ですが、今のうちに真剣に向き合っておくと、将来良いことがありますよ~笑