新年度がスタートしました!
特に、新中学生や新高校生のみなさんは、
新しい生活に期待と不安で一杯でしょう。
さて、タイトルの言葉についてです。
この言葉は、私が大学生のときに聞いた言葉ですが、
今でも使われているようです。
どんな意味か説明しましよう。
高校の生物と大学の生物は、かなり違います。
大学の生物は、高校の化学のような感じになります。
これが、「生物は化学に」ということです。
単純な用語の暗記ではなく、化学式とお友達にならないといけません。
続いて、高校の化学と大学の化学も、かなり違います。
大学の化学は、高校の物理のような感じになります。
これが、「化学は物理に」ということです。
大学の化学では、先ずは原子の話から入ります。
電子の軌道やエネルギーの話もあります。
まるで、高校の物理のような授業からスタートします。
さらに、高校の物理と大学の物理も、かなり違います。
大学の物理は、高校の数学のような感じになります。
これが、「物理は数学に」ということです。
大学の物理の授業の黒板は、微積を中心とした難解な数式のオンパレードです。
最後に、高校の数学と大学の数学も、かなり違います。
大学の数学の授業は、最初は数学らしい授業ですが、だんだん哲学みたいになってきます。
これが、「数学は哲学に」ということです。
大学3年生辺りからの数学の授業の黒板は、なぜか日本語で溢れてきます。
これは、高校の勉強と大学の勉強とでは、大きく違うということを示しています。
大学の勉強は、高校の勉強にはない、違う楽しさがあります。
その楽しさを味わうためにも、受験勉強を通して、
高校までの基礎学力をしっかり身につけてくださいね。
大学に入って、必ず生きてきますよ。
中山校 渡辺