こんにちは、吉備校 中村です。
4月に入ると新たなスタートがたくさん始まります。
就職や進学、進級など、新しい環境に向けての期待や不安で
いっぱいになっているのではないでしょうか?
ただ、いつも思うのが
「なぜ4月?!」 です。
切りよく1月スタートでいいのではないか
と思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
これは、日本の会計年度が原因となっています。
会計年度とは、国の収入と支出を計算する区切りの
期間を指し、通常は1年を1会計年度とします。
国によってこの会計年度の始まりは
1月であったり9月であったりしますが、
日本は4月始まりになっています。
これは、昔の日本の財源が農家に頼るところが
大きかったからと言われています。
農家は米を作って、それを売って税金を支払っていました。
米は秋に収穫されて、それから市場で販売されて
現金に換えられた後納税されるため、
1月始まりの会計期間だと予算編成が間に合わなかったのです。
これが理由で、日本の会計期間は4月始まりとなりました。
学校は国から資金を調達していますので、
スタートを国の会計期間に合わせないと不便な
ことが多いことから新学期は4月始まりとなりました。