教室ブログ

2021.03.19

【長期間で】

こんにちは。Wam四箇郷校です。お彼岸に入り、週末は中日に差し掛かる所、やはり日中の寒さも和らいできた感じです

 

ね。大阪の方では桜も開花し、体感的・視覚的には「次の季節」がようやく訪れて来た様な所感ではありますが、皆さんの

 

「新しい季節」が訪れている事を切に願います。ですが、もしかすると、もう一度違う形で挑む方もいらっしゃるかもしれま

 

せんから、そういう意味ではまだ完全に終了してはいないのですよね。更にもしかすると、有って欲しくはない事でしょう

 

が、また更にもしかするとそれは身近に起こっているしれないと言う心構えは、見方を変えれば、いつかへの自分事としてと

 

らえる戒めや引き締めとも取れると思います。飛び跳ねて喜んだ反動で、兜の緒が緩んでいないか見直すことも大事でしょう

 

し、また、分かっているのであれば、さりげなく相手の緒を締めてあげる事も大事なのだろうと思います。さて、過去の問題

 

に触れる機会が有ったので、その中の一つなのですが、物理学者である西成活裕さんの「逆説の法則」と言う作品が出題され

 

ております。※物理学者の方と言うのは、いわゆるググってみて分かりました(笑)。これはあくまで「私個人」の所感です

 

が、一つ目の要旨は「学び」や「知識を得る」事に関する事を、「長期的」「短期的」に、もしくは「俯瞰的」もしくは「主

 

観的」に等見方を変えてみる事によって、それらを「無駄」、もしくは「必要」と判断する基準が変わる事の大切を説いてい

 

る様に感じられました。2つ目の要旨は、一言で言えば正に「急がば回れ」の様に受け取れました。面白い事に、ほぼ同じ

 

い、孔子の一節も使われていたので恐らく間違いはないとは思います。でも、現実中々毎回上手く事が運ぶと言うのはそうそ

 

うないと思われますので、理想としては、いつか100%実現出来た時を待ちつつ、現実としてはその中で相手の答えを急かさ

 

ずに一つでも多く導き出せれば一応OKなのだろうと思います。「こちら」が「待つ姿勢」を持って「相手に考える時間を

 

持って貰う事」が大事なのでしょうね。私自身、本を読んでいると、言い回しは違うのに、自分なりにですが、要約してみる

 

と、「「あれ」と同じ意味やんか」とか「結局同じこと言うてるやん」という時が有るのです。「この人も同じ事言うてくれ

 

てるやん、東大出身の教授の先生が!」と言う感じで、この作品に関してはちょっとした「励み」になるのですよね。ちょっ

 

と「嫌味」を言いますね(笑)会話の中で聞かれたり言ったりされた事はないですか?「あいつ、ホンマ「無駄」に賢い

 

な」って。一つ一つの独立した知識としては、確かに「無駄」になる可能性が高いと思うのです。「蘊蓄(うんちく)」と揶

 

揄される事もあるでしょうね。至極当たり前なんです。自分の無駄=その人の無駄と言う構図が成り立つのであれば、何もか

 

も全てが「無駄」という構図も成り立ってしまうと思うのです。それが成り立たないのはやはり、個人個人の形で、いつ必要

 

になるかもわからない「引き出し」をきちんと個人個人が違う形で持っているからだろうと思います。得た知識を「繋げた

 

り」、それらを利用した行動を「継続する」事が大事だと思うのです。私自身も、西浜校時代から約3年半、毎週金曜日に更

 

新しているブログについては、恐らく完全に「一人歩き」してしまって居ると思うのですが、この「一人歩き」と言うのは、

 

見方によっては大切な事だと思うのです。「元々」の「約束」や「目的」を無視する様で申し訳ないのですが、今現在、もは

 

や恐らく「それら」から完全に逸れてしまって居るのです(笑)。今の「授業」や「会話」、また大げさでしょうが、「生活

 

習慣」や「モノの見方」等、今の私自身を作り上げる一つの大きな原動力になったのが、「結果的」に一週間に一度のこの

 

「作業」なのです(笑)「習慣」的に行っていた事が、「本来」の「目的」と逸れたり、変わったりした時が、今までの積み

 

重ねや繋がりが「無駄」では無くなり、違った目的を見つけ出せたりした等の「一人歩き」が出来た時なのではないかと思い

 

ます。でも、当初から一つ守っている言いつけ事が有りまして「読まれる方を意識しなさい」これに関しては一応今も「守っ

 

ているつもり」です(笑)確かに、読んで下さる方が一人でも多くないと、所謂「やりがい」を感じにくいと思うのですが、

 

極論を言うと本当は駄目でしょうが、「見てくれている人がいなくても・・・いいかな」と言う位の「作業」になってしまっ

 

ています。人の顔色を窺ったり、茫然として二の句が継げなかった自分がかなり減ったんです。(笑)今考えると、自分基準で

 

すが、小さな事で常に苛々して短気だった自分もかなり減ったんです。「今」の「自分」に生きている様な気がします。西成

 

さんの仰るように「長期間」で「無駄」か否かを考える事は本当に大切だと感じた次第です。来月から新生活が始まる方は居

 

ると思いますが、実は「単純」な事程、大切だと思いますので、体調にはくれぐれも気を付けて頑張って下さい。

 

 

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