教室ブログ

2021.03.06

中学校と高校とは何が違う?

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

小宮町校に通う中学3年生たちは,全員が高校入試を終えて進路を決めています。

19日の卒業式が終われば,もう春休みです。

そして,4月になると,高校の入学式を迎えることになります。

 

高校では,それぞれの「教科」が,さらに幾つもの「科目」に細分化されます。

例えば,「数学」『数学Ⅰ』『数学Ⅱ』『数学Ⅲ』『数学A』『数学B』などといった科目に分かれます。

多くの高校では,1年生で『数学Ⅰ』と『数学A』が必修科目になっていますが,授業はもちろんのこと,試験も評定も科目ごとに分けられています。

1年間に10~13科目を履修するので,定期試験は4~5日間かけて行われます。

 

そして,評定が重要であることは言うまでもありません。

たとえ1科目でも「1」が付くと進級ができません。つまり留年です。

評定については,定期試験の成績だけでなく,欠席時数等の基準も定められています。

つまり,遅刻ばかりしていると1校時の科目の単位が危うくなるのです。

 

また,大学受験においても,評定は大きな役割を果たします。

受験生の多くが志望する学校推薦型入試では,応募条件として評定平均の値が用いられています。

これは読んで字のごとく,1~3年で履修した全科目の評定の和を科目数で割った値です。

評定平均が条件を満たしていなければ,希望の大学に応募ができないのです。

 

このように,高校での学習は中学校のそれと比べてかなりシビアなものになります。

ですから,中学3年生の皆さんは,そんなにのんびりしてはいられませんね。

 

高校進学に向けて今から少しずつ準備を進めていきましょう。

 

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