こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
今日は都立高校入試の合格発表日でした。
合格発表というと,掲示板の前に集まった受験生たちが自分の受験番号を見つけて歓喜の声を上げる光景を想像したくなりますが,コロナ禍の今年は様相が違っていました。
「密」を避けるため,インターネットでも発表したのです。
したがって,多くの受験生は自宅で合否を確認することができました。
私立中高の入試では以前から行われていたことですが,今後は都立高校でも当然のことになっていくのでしょう。
「合格発表」は,同時に「不合格発表」でもあります。
定員100名のところに120名が受験すれば,100名が合格する一方,20名が不合格となります。
当然のことながら,誰もが合格を目指して受験勉強をしてきました。
ですから,合格すれば喜ぶし,不合格となれば落胆します。
ただ,忘れてはならないことがあります。
高校合格は決してゴールではない,ということです。
高校に進学すると,そこには中学校とは次元の違う勉強が待っています。
それが第一志望校であれ,併願校であれ,きちんと取り組まなければ置いていかれます。
逆にしっかりと勉強していれば,好成績を収めることができます。
つまり,高校に入学してからが本当のスタートなのです。
まずは入学式までの1か月間に,中学の復習や高校の予習をしておくことです。
そして入学後は,5月下旬の中間考査に向けて全力で取り組まねばなりません。
最初の試験で好成績を収めると,その後は流れに乗っていけるものです。
小宮町校の中学3年生たちも,その流れをとらえてほしいものです。