こんにちは。東上野芝校の鶴田です。
今回は火と水について、昔の人たちが後世に残したお話をしたいと思います。最近はやりの鬼滅の刃とは関係ありません(笑)。
昔の修行者(お坊さんや修験者など)は”火の修行”ではなく、”水の修行”でなくてはならない、と言われていました。
”火の修行”とは、一瞬にぱっと燃えて尽きてしまうような、瞬間的な修行のし方であり、短期的にたくさんの修行をすることをいいます。したがって、短期集中的に終わってしまうもの。
”水の修行”とは、絶え間なく流れ続ける川の水のように、ゆっくりでも少しででもとにかくひたすら続けていく修行のことをいいます。
みなさんはいかがでしょうか。テスト前など直前になって多くのことをこなし、テストが終わると勉強が止まってしまっていないでしょうか。
勉強の習慣とは、少しでもいいのでコツコツと続けることであり、それであってこそ基礎を固めていくことが可能になります。
一瞬で終わってしまう火ではなく、力は弱くとも絶え間なく流れ続ける水となっていろいろなことに挑戦してほしいと思います。
そのためには、環境をまず整えなければいけません。家でできないなら、塾に来て自習をするようにしましょう。