こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
都立高校入試では,いったん出した願書を取り下げて,別の高校に出し直すことができます。
昨日,その「差し替え後」の応募者数と倍率が公表されたのですが,……。
倍率が1.7倍と高かった富士森高校の女子は,18人が取り下げて1.54倍に下がりました。
一方,1.09倍だった日野高校の女子が17人増えて,1.25倍になっています。
ちなみに男子も,富士森が9人減で,日野が9人増です。
ここではわかりやすい変更が見られました。
そして,当初は2.09倍だった上水高校です。
なんと62人が取り下げ!
倍率は1.69倍にまで下がりました。
この他,近隣の高校では,日野台が男女合わせて17名減,松が谷が同じく20名減,東大和が15名増,福生が21名増,羽村が19名増,翔陽が10名増などが目立ちます。
他の地域でも,30~40名も増減している高校が見られます。
今年度は,新型コロナウイルスの感染予防のため,当初の出願が郵送となりました。
そのため,出願の締め切りが,推薦入試の合格発表のわずか2日後(必着)となり,十分に検討する余裕もないまま「とりあえず」出願せざるをえなかった受験生も少なくなかったのではないでしょうか。
そして,公表された倍率を見てから志望校を再検討したのでしょう。それで,大幅な増減が生じたというわけですね。
泣いても笑っても,あと5日です。
倍率がどうであれ,やるべきことに変わりはありません。
最後の最後まで,全力で頑張る受験生を,私たちも全力で指導していくだけです。