和歌山市梶取交差点の近くにあります、個別指導Wam河北校の豊田です。
中学受験もひと段落つきました。個人的に毎年この中学受験が一番胃にきます(笑)。高校・大学受験も勿論大事ですが、中学受験は生徒本人と保護者の方の「熱量」に開きがあることが多いので、毎回そこのところでいかに生徒を「その気」にさせるかが大変です。そうは言ってもまだ11、2歳。明確な目標があれば別ですが、勉強する意義が見出せない子の方が実は多いです。「お母さん(お父さん)が受験しろと言ったから・・」という理由で受験勉強しても、どこかで「壁」が来ます。そこで、「進むか」「諦めるか」の選択をさせます。中にはしんどさに負けて「やめる」という子もいます。それはそれでいいと思っています。このまま仮に合格してもどこかでくじける可能性が高いです。
私は中学受験生を指導する場合は「大学受験」まで見越して指導します。それは中高一貫の学校が多いので、次の受験が「大学入試」になるからです。どこの大学を志望するかにもよりますし、推薦などもありますが、やはり大学入試が一番ハードルが高いと思います。「全国」の生徒との競争ですから。だから、この中学受験の段階で、ある程度受験の「心構え」と「厳しさ」を理解させたいですし、勉強の習慣を身につけてほしいのです。そして、それは合格した後も必ず生きます。
。。。6年生になって急に「信愛中学校」に行きたいとなった生徒。実力的に正直かなり厳しい闘いでした。それでも毎日泣きながらでも頑張りました。とにかく「基本」を徹底的に、的を絞って授業した結果、見事合格してくれました。電話で号泣しながらお礼を言ってくれました。小学2年生から指導している私も「グッと」来ましたが、同時にここからの大変さも頭によぎりました(笑)。これから色々吸収して、素敵な中学生になってほしいと思います。
。。。算数はピカ一、でも国語が。。。。小5の終わりの段階で県立中学を受検したい、となった生徒。県中受検者は実は国語力がないとかなり厳しい。そして国語は一番点数を伸ばすのは難しい教科だと思っています。。。が、一旦つけばすべての教科に通じます。読書をすれば、、と言われてもそんな時間もありません。また今からでは効率が悪すぎます。ですが、「問題文」でも「読書」と考えて、人より多くの「問題」「文章」に触れさせました。授業がない日でも「自習」に来てくれた時でもどんどん「文章」に触れてもらいました。そして少しずつではあるが「記述」できるようになりました。内容も最初はシンプルだったのが徐々に厚みのある文章が書けるようになりました。とにかく国語は「空白」をつくらないことが大事です。この年代の子は「羞恥心」と「自尊心」が強く出てきます。だから何か書こうにも「恥ずかしい」「注意されるのがいやだ」という意識から何も書き出せない子も多いですが、ここは根気よく書いてもらい、細かく指示を出してあげることによって最後には「形」になってきました。面接練習もしっかりと対策をたてました。この子に関しては「作文」と「面接」さえクリアできれば大丈夫と、最後には確信できました。模試でC判定が出ようが、作文が全く書けなかろうが、面接練習で何を聞いても「わかりません」と答えようが(笑)、顔には出ずとも「負けず嫌い」のオーラは一番でした。そして見事「向陽中学校合格」。この頑張りは必ず今後も生きてきます。おめでとう。そして私も新たに「気づく」こともありました。それを今後の「後輩」たちに伝えていこうと思います。
「その子に応じた授業」。いかにこの言葉が大事かが今回再認識しました。
あとは中学生、高校生の受験です。体調管理を徹底し続けて合格といきましょう!いい流れです!
この流れに乗りにきませんか?
それでは。
個別指導Wam河北校
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