教室ブログ

2021.01.26

得手不得手と好き嫌いの関係

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

 

習い事などでは,こんなことがよく言われますね。

 

好きこそものの上手なれ

 

好きなものは上達が早い,という意味のことわざです。

確かに,好きなものには熱心に取り組む分,上達するのも早そうです。

 

一方で,こんなことわざもあります。

 

下手の横好き

 

下手なくせに好きだ,ということですね。

音痴なのに歌うのが好きな人など,確かにいそうです。

 

 

では,勉強ではどうでしょう。

 

机に向かうと好きな教科の勉強から始める,という人は少なくないでしょう。

逆に,嫌いな教科の勉強は後回しにして,結局はやらずに済ませてしまいがちです。

そういう人は,好きな教科の方ができるに違いありません。

 

ただ,こんな人もいるかもしれません。

机に向かうと,まずは嫌なものを先に片づけてしまって,それから好きな教科の勉強に取り組む,というタイプの人です。

こういう人は,嫌いな教科でも勉強していますから,必ずしも不得意にはならないでしょう。

もちろん,好きな教科も勉強しているので得意になるのは言うまでもありません。

 

では,好きだけれどもできない,というケースはあるのでしょうか。

 

これも絶対にないとは言い切れません。

国語の文章を読むのは好きとか,数学は問題が解けると気持ちいいとか,そんなふうに感じられる人は,その教科を決して嫌いではないのに違いありません。

それでも,点数が取れるとは限らないので,はたから見たら「下手の横好き」となるのではないでしょうか。

 

 

結局のところ,得手不得手と好き嫌いとは必ずしもリンクしないのだと思います。

 

まぁ,そうは言っても,嫌いなものをたくさんやるのは苦痛でしょう。

ですから,好きになるのに越したことはない,とは言えそうです。

 

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