こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
1月20日,アメリカ合衆国の第46代大統領にジョー・バイデン氏が就任しました。
ワシントンDCの連邦議会議事堂前で開かれた就任式の映像を見ましたが,バイデン大統領のスピーチは,国民の連帯を呼びかける,素晴らしいものでした。
就任式では,詩人アマンダ・ゴーマン氏による詩の朗読もありました。
一見するとティーンエイジャーかとも思いましたが,彼女は22歳の大学生でした。
この詩の中で最も印象的な言葉は,この一節です。
奴隷の子孫で,シングルマザーに育てられたやせっぽちの黒人の少女が,大統領になるのを夢見ることができ,大統領のために詩を朗読することができる。
私たちは,そんな国と時代の継承者なのだ。
ゴーマン氏自身のことを語っています。
まさにアメリカン・ドリームですが,それを可能とするアメリカの素晴らしさ,その一員であることの誇りが,高らかに謳い上げられています。
大統領の就任式で詩人による詩の朗読が行われるのは,恒例のことだそうです。
何ともうらやましい話です。
詩の言葉は,独特の力を持っています。
だから,それを聞いた,あるいは読んだ人の心が動かされます。
そして,生き方さえも変えられます。
日本でも詩の朗読が日常的に行われる日が来ることを願わずにはいられません。