皆さんこんにちは。藤の木校の車です。
センター試験に代わる共通テストが先日ついに行われました。
今年の受験生はコロナ禍もあり、試験の変わり目でもあり、富山は大雪もありと、本当に大変だと思います。
藤の木校にも大学受験生の生徒さんが何人かおられますが、大変な中よく頑張っています。
私も昨日、英語のリーディングと数学を自宅で解いてみました。
以下、感想を記します。
・英語は文章量が多くなったので、昨年までのセンター試験と比べてより時間的にシビアになった。
・量だけでなく、全体の話の流れを把握したり、資料と照らし合わせることが必要な問題が増えたので、これまた時間的にキツい。
・learnの過去形としてlearnedでなくlearntが使われたり、地下鉄のことをsubwayでなくundergroundと言ったりと、イギリス英語の要素がちらほら見られたが、変に気にしすぎずノリで読めば大丈夫。
・fact(事実)とopinion(意見)の区別を要求する問題が多い。客観的な事実なのか、発言者の考えが含まれているのかを意識的に区別することは日本語の読解においても大事。
・数学は試行調査の問題の傾向と結構近い。計算量が減り、代わりに公式や計算結果の意味付けが要求される問題が増えた。
・例えば余弦定理が三平方の定理の拡張版であるという解釈や、三角関数の合成の理屈など、数学が好きな人は自然と興味を持って学ぶがそうでない人はスルーしがちな所を突いてきていたので、今後は数学を学ぶ際に、解法の暗記だけでなく、公式の成り立ちや数学的解釈なども意識するのが良い。
・典型的なセンター試験の問題には無いような言葉や形式がちらほら見られたが、実は根本的に変わったことをしなければいけない問題はほとんど無いので、冷静に解くことが大事。意外と普通の問題です。
・英語数学ともに、所要時間の割に配点が少ない問題があるので、割に合わない問題だと思ったら飛ばす判断も大事。
といったところです。
色々書きましたが、受験生の皆さんに一番言いたいことは「お疲れ様」の一言です。
2次試験や私立大学の入試対策も頑張っていきましょう。