こんにちは、個別指導Wam西取石校です。
本格的な冬が到来しました。ニュースによると、年末年始はすごく寒くなるらしいです。
勉学に励んでいる皆さん、特に受験生の皆さんは体調管理に充分な注意を払って下さい。
今回は、私が悲しく感じた出来事についてお話しします。
先日、立て続けに、二つの、似たような発言がありました。
一つは、小5男子、算数の授業で、
「これ(三角形・四角形の面積)を習って、何になるの。世の中でこれを使うことなんてない。」
もう一つは、中3女子、英語の授業で、
「これだけ勉強して志望校に受からなかったら、全てが無駄になってしまう。」
もちろん、二人とも「勉強」することが少ししんどくなって、愚痴ってみたかっただけだということは分かっています。「『勉強』は目先の利益だけを求めて価値判断をするものではなく、利益につながることだけをしたいという考えは間違っている」と、おおげさに嘆いてみせたいわけでもありません。
ただ、利益を求めることが正しく、《善》であり、そうでないものは無駄で《悪》だという、いわゆる「功利主義」(私の功利主義の解釈が間違っているのかもしれませんが……)的考えが蔓延していることを悲しく感じました。
個別指導Wam西取石校は、来年も引き続き、「学ぶことは楽しいことだ」をモットーに、授業をしてまいります。
新たなる年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。