こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
算数・数学の文章題では「速さ」と並んで定番のといえるのが「割合」です。
割合にはいろいろな表し方があります。
小学4年生で最初に教わるのは「□倍」という表し方です。
「160㎝は80㎝の2倍」という具合ですね。
5年生になると,「80㎝は160㎝の0.5倍」というように,もとの大きさより小さいものの割合も求めるようになります。
そして5年生では,「□%」という表し方も学びます。いわゆる百分率です。
「80㎝は160㎝の50%」「160㎝は80㎝の200%」となります。
5年生の教科書には「□割△分〇厘」という歩合の表し方も載っています。
「80㎝は160㎝の5割」となりますが,発展的な内容ということで,小学校の授業では扱われないこともあります。
この他,「□分の△」というふうに分数で表すこともできますね。
「80㎝は160㎝の2分の1」という具合です。
ちなみに,中学1年生になると相対度数というものも学習します。
母集団全体に占める割合を「0.50」などというように,小数のかたちで表します。
世間一般では,1より大きければ「□倍」,1より小さければ「□%」か「□分の△」で表されることが多いのではないでしょうか。
歩合は,価格の割引や,勝率・打率など,限られたものにしか使われませんね。
割合は,学校の勉強や受験勉強だけではなく,社会に出てからも必要とされるものです。
個別指導Wamでも,力を入れて指導しています。