こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
今日は12月12日。
日本漢字能力検定協会によって「漢字の日」とされています。
なぜなのでしょうか?
12・12を「いい字一字」と読ませる,語呂合わせなのだそうです。
漢字の母国である中国では,全ての語句を漢字で書き表します。
(もちろん,アラビア数字やアルファベットも使われています。)
これに対して日本では,漢字に加え,ひらがなやカタカナを交えて文を書いています。
4人の友人たちはTシャツの上にVネックのセーターを着ていました。
これを全てひらがなで書くとどうでしょう。
よにんのゆうじんたちはてぃいしゃつのうえにぶいねっくのせえたあをきていました。
ひどく読みにくいですよね。
5種類の文字を駆使することで,語句の意味を把握しやすくしているのです。
カタカナは主に外来語を書くときに用いますが,漢字とひらがなの使い分けは必ずしも明確ではありません。
先ほどの例文で言えば,「友人達」と書くか,それとも「友人たち」と書くかは,書き手の判断に委ねられています。
わかりやすさや読みやすさなどを考えて,適切な方を選ぶことになります。
ただ,かな書きする字があまりに多いと,漢字を知らないのだと他人から思われてしまい,学識を疑われることにもなりかねません。
やはり漢字はきちんと書けるようにしておかなければいけませんね。