教室ブログ

2020.12.11

料理と数学

こんにちは!

個別指導Wam増尾台校の遠藤です^^

 

昨日「おいしいお店教えてください!」みたいなブログを書きました。

今回は料理について、学問と絡めて書いてみます。

 

料理って不思議なもので、同じ食材でも火の入れ方で全然おいしさが変わりますよね。

おいしさというのは、はもちろんのこと、食感(歯ごたえ、舌触りなど)も大事な要素です。

 

食感を決める上でもっとも大事な「火の入れ方」は、基本的に4通りしかありません。

①煮る(茹でる)

②炒める

③焼く

④揚げる

 

しかも、一つの料理でもいくつか組み合わせることがあります。

 

例えば、手間がかかるのにあまり感謝されない代表 コロッケ。

ジャガイモを茹でて(①)、ひき肉と玉ねぎ等を炒めて(②)、材料を混ぜて成形して油で揚げます(④)。

 

 

それぞれの調理時間が変われば、全体のおいしさも変わります。

の引き出し方、食感が変わってくるからです。

 

そして、全体のおいしさは、それぞれの工程の成功度の掛け合わせ(積)となります。

 

コロッケをおいしく作ろうと考えたら、

茹で具合 × 炒め具合 × 揚げ具合 = 全体のおいしさ

となるわけです。

 

つまり、どこか失敗したら、全体として微妙な味になってしまいます。

 

この考え方はまさに因数分解ですね。

一つひとつが因数となって、他の部分にも影響を与えているわけです。

 

このように、「おいしさ」のような漠然としたものを研究する時、

因数分解のように物事を分解して考えてみるということが大事です。

 

学校で習う数学とは違いますが、因数分解の意味まで理解すると

日常生活に応用できるようになってきます♪

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