こんにちは!
個別指導Wam大穴北校の高橋です。
今回は「学歴フィルター」についてお話をしていきたいと思います。
この学歴フィルターという言葉は聞いたことがある人も多いかと思います。
特に大学生の就職活動の際によく耳にすることになるでしょう。
優秀といわれる高偏差値の大学では多くの(有名な)企業を受けることができる一方、
そうではない大学の学生は、受けることさえできないとされています。
しかし、昨今そのような企業はtwitterなどのSNSで非難されることが増えていますので、
あからさまな学歴差別は減りつつあるようです。
しかし蓋を開けてみると、賢い大学出身の人が集まる企業があるのも事実です。
それはなぜ起きるのでしょうか。
実は多くの企業で学力検査が行われます。
ここに大きな原因があります。
残念ながら、大学入試が終わって「数学や国語とおさらばだ!」とはならないのです。
例えばこんな問題…
「ある学校で短期の海外留学希望者を募ったところ、
全校生徒350人のうち男子の15%、女子の10%の合計49人から申込があった。
男子生徒、女子生徒はそれぞれ何人か。」
といった感じです。
この問題は中1の方程式を使えば解けます。
しかし、この問題にかけられる時間はおよそ1分程度。
文章から式を立て、小数か分数の交じった計算を淡々と解いていきます。
他にも、国語の長文読解や漢字の知識、英語長文なども出題されます。
中学や高校の基礎がついていない人がきちんとふるい分けされていきます。
これが学歴フィルターの正体です。