こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
石川中学校では,昨日,3年生に仮内申が伝えられました。
内申点とは,すなわち通知表に記載される評定のことですが,仮内申として伝えられるのは,各教科の評定ではありません。
入試で必要とされる,9教科・5教科・3教科の,それぞれの合計だけを教えてもらえるのです。
私立高校の入試で単願推薦や併願優遇を得るには,高校ごとに定められた内申基準を満たしていなければなりません。
その基準は,多くの場合,9教科か5教科,あるいは3教科の合計で設定されているので,それに沿うかたちで示されるというわけです。
一方,都立高校の入試では素内申ではなく換算内申が用いられます。
9教科のうち,学力検査が実施されない4教科(いわゆる実技教科)の評定を2倍するのです。
この換算内申については,学校からは伝えられないので,自分で算出することになります。
教えてもらえる内申点のうち,9教科の数値と5教科の数値を用いて計算します。
普通に考えると,こうなります。
(9教科-5教科)×2+5教科
ですが,こう考えると,計算が簡単になります。
9教科×2-5教科
そこで,小宮町校では,換算内申の計算方法も載せた記入用紙を生徒に配付しています。
この仮内申を踏まえて,生徒は受験校を決めることになります。
チャレンジするか,安全策をとるか,そこに正解はありません。
私たちは情報を提供し,判断材料を整理しますが,決めるのは生徒と保護者様です。
来週から中学校の三者面談が始まります。
そこから先は,合格に向けてただひたすらに突き進んでいきます。