大形木戸校です。
現在冬期講習に向けて全ご家庭との定期面談を行っております。
その合間、テストを控えた中学2年生から連日質問を受けています。
その生徒は疑問に思ったことを根本から考えるため、なかなか手ごわい質問
をしてくれます。
教科書やテキストに書かれたことをそのまま覚えるのではなく、
たとえば「ICは飛行機で輸送される理由はもっともに聞こえるけれど、
船だって大量に運べるんだから船でよくないですか?輸送費安いし」
とか、
「そもそも電車ってどんな仕組みで動いているんですか?」
(たぶん理科の電気をテスト勉強していてふと思った質問)
とかです。
時間に余裕がないときは正直焦ります(笑)が、こんな質問をぶつけてくる
好奇心がとても好きなのでいつも楽しみに対応しています。
(学校の先生はうまくいなしているみたいですが)
今日の質問は英語。
taskとjobとworkという単語の使い分けについてです。
「仕事」という語に対して「task」と書いたら学校で不正解にされたが納得いかない、と。
workが正解だったそうなのですが、単語の語法やニュアンスを聞いている問題
でもないので、
「3つの語の使い分けはこんな感じだよ」と説明した後、
「不正解という判断は行き過ぎなので気にしなくていい」と伝えました。
学習は素直な子が伸びる。それは真実だと思います。
が、「それって納得できない!」ということに引っかかる子もまた伸びると信じています。
なぜなら「覚えなさい」と言われたこと以外の知識が増えるからです。
自発的に得た知識は、必ず糧になります。
テストまであと数日、がんばろう!
近藤