教室ブログ
こんにちは。Wam四箇郷校です。ここ最近は、南中した時刻あたりの射し込む日差しが心地よく、暖かい感じがします。ついつい、ウトウ
トしてしまいそうですね。さて、今年も後、1か月余りとなりました。学校によっては、2学期の命運を決めるテスト前、最中、終盤等、状況
様々だと思いますが、悔いなく学習の方は進められてますでしょうか？「言ふべからずして言ふは、是（これ）、言を以（もっ）てこれをと
るなり。」吉田松陰氏の言葉です。「言うべきでないのに言うのは人の心を惹（ひ）きつけようとしているだけだ」と言うのが大まかの意味
です。自分に差し迫った状況がいくつもいくつも続いたり、自分の思い通りにいかない事も続いたり、あれやのこれやのと準備が出来ていな
かったり等して、イライラや焦りが募ってつい、近くの人に感情をぶつけてしまった事は無いでしょうか？無いのであればそれはそれで良い
のですが・・・（笑）例えば、一つの例を表現すれば、相手に対してこちらから「テスト勉強全然出来てないわ～」とか、「もうやってられ
やん、やめようかな」等と発言したとして、相手の方は自身に対して果たしてどういった事を施してくれるのかな、と思ったりします。一緒
にテスト勉強を付き合ってくれるのか、もしくは慰めの言葉やアドバイスをかけてくれるのか、ただ単に共感してくれるのか、はたま
た・・・慰めやアドバイスどころかきつ～い「苦言」が飛んでくるのかは、その相手次第ですので分かりませんが、「何故、自分の状況をわ
ざわざを人に知って貰おうとするのかと言う所」に、考えるべき所が有るのでしょうね。一種のセルフハンディキャップなのか、はたまた自
信のなさの裏返しなのか、湧き出てくる感情の内容はその方で自身でないと分かりませんが・・・。あくまで経験上の私見で、実行もしくは
実現される方は、全てではないですが、概ね「黙～って」行動している様に見えます。（概ねに当てはまらない部分では、いわゆる敢えて自
身にプレッシャーをかける「ビッグマウス」の方もいらっしゃいますから。）逆に、変化があまり見られていないかな？と言う方は相手から
の共感や慰め等、「その場だけの満足感」を得る為に人前でついつい口に出してしまって居る様に見えます。私自身も耳が痛いですし、目を
覆いたくなる様な松陰氏の言葉ではあります。自分の言動行動をどれだけ一致させられているのか、感情的にならずに落ち着いて行動出来て
いるか？等、つい物や人に八つ当たりしたり、行っている事を投げ出したりしてないか等、個人的には、過去の自分を振り返り、今の自分と
考える時にハッとさせられる言葉でもあります。時に人の力を借りる事は当然重要な物事の解決方法です。言うべきでない時に言うべきでな
い事を言うでは無く、転じて言うべき時に言うべき事を言える様に自分が成る必要が有るのでしょうね。敢えて定義するとすれば、前者はた
だ「構って」貰う事、後者は「理屈」や「自身の要望」を「自分の言葉」できちんと相手に伝えて「助けて」貰う事だと思います。きちんと
相手に伝えれば、相手も「どう力を貸せば良いか分かるのに・・・」と言うケースはそれなりに有ると思います。ただ、「自分の言葉」を創
るには、まずは自分で解決出来る事は自分で解決してみないと、自分で出来る範囲と、相手に助けて貰う範囲が有る程度分からないですか
ら、抽象的ですが、まずは「自分で出来る事はまず自分でやってみる」事が大事ですね。「自分の言葉」を創る為の「言葉」に触れる身近な
方法の一つが「勉強」だと思うのです。私自身も、自分の言葉を持たず知らずに感情任せに走ってしまった事で個人的な「損」をした事「結
構あったかな～」と思います。でも、時には感情は伴っていて良いと思うのですよ？「理屈」や「筋」が通っていれば。また、まだ自分が知
らない世界が有り、それを学ぶ事は半永久的に続くでしょうから、そういう意味では「金八先生」ではないですが、一生勉強でしょうね。再
びの流行に惑わされそうですが、まずはとにかく手洗い・うがい・マスク装着等の基本動作の徹底を遵守し、「いつも通り」の事を「いつも
通り」に行って、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。
