教室ブログ

2020.11.26

漢文のコツ

皆さんこんにちは。 個別指導Wam脇浜校です。

だんだんと冬の足音が聞こえてきて寒さが増してきました。

新型風邪のみならず、インフルエンザの流行の季節もやってきます。

うがい、手洗い、ソーシャルディスタンスを保ちしっかり予防しましょう。

 

さて、中学生の皆さんは期末テストが始まった学校もあるかと思います。

準備は万端でしょうか?

定期テストは毎日の積み重ねが大事です。定期テストの為に勉強した事は

必ず受験にも役に立ちます。しんどいなと思うことも多々あるかと思いますが

根気強く立ち向かって下さい。

 

ところで、皆さん漢文は得意でしょうか。

漢字ばかりでよくわからないから苦手と思っている人はいませんか。

本日はそんな人必見、漢文の解き方のコツを少し記したいと思います。

 

<漢文を解く上で大きなポイント3つ>

①文型の意味を覚えよう

  • 白文(はくぶん)→ 漢字ばかりの文
  • 訓読文(くんどくぶん)→読点(レ点など返り点をはじめとした横に読み方のヒントが書かれてある文)
  • 書き下し文(かきくだしぶん)→漢文を日本語として意味がわかるように漢字かな交じりで書き改めたもの
  • 現代語訳(げんだいごやく)→現代の言葉に意味がわかるように訳したもの

※基本的には訓読文を書き下し文になおせて、スラスラ読めるようになれば

ぐっと漢文が解きやすくなります。

②決まり事(句法)や形式を覚えよう

  • 置き字(おきじ)→漢文を訓読する際に、書き下し文に反映されず読まれない字。 例: 而 、於 、耶 、哉 など
  • 返り点(かえりてん)→漢文の読む順番を記している小さい記号

例: レ点(れてん)→レ点の付いている漢字の下の漢字から読む

一・二点(いちにてん)→二点がついている漢字は飛ばして読み一点がついている漢字が出てきた後に読む

  • 漢詩の形式の種類

五言(ごごん)→ 一行五文字の詩

八言(はちごん)→ 一行八文字の詩

絶句(ぜっく)→ 全体が四行の詩

律詩(りっし)→ 全体が八行の詩

例:一行五文字で全体が八行の詩→五言律詩

③登場人物と背景を覚えよう

書き下し文を書くことができたら、人物名を探そう。

※ほとんどの場合が最初に「国の名前+人」、もしくは「国の名前+具体的な人名」が出てくるのでそこを〇や「 」で囲んで区別してみましょう。

人物が探せたら次にその人の行動や言葉があるはずなのでそれを

探しましょう。

最後に説明文やリード文(読む為のヒント文)が付いていればそれを読み

どういう背景があったかも理解しておくと問題が解きやすいです。

 

漢文が苦手だなと思っている人はポイントを思い出して問題を解いてみて下さい。少しは楽に解けるようになるかと思います。

 

当脇浜校ではまだまだ生徒の募集をしております。

期末テストでわからなかった所を今のうちに復習しておきたい!

受験や学年末テストに向けて苦手を克服したい!

志望校を1ランク上げたい!

などなど、進路や日々の勉強などご心配事がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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