教室ブログ

2020.11.25

「集中力」のはなし

こんにちは!個別指導Wam加島校の後藤です!

 

私立高校入試まで2か月と少し、大学入試共通テストまではあと2ヵ月を切りました。いよいよ本番まであと少しです。

 

けれども秋から冬に変わっていくこの時期、「気持ちの切り替えがうまくできない…」「なかなかやる気が出ない…」と悩んでいる人もきっと多いはず。

そんな皆さんに、今日は「集中力」の話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

江戸時代に井原西鶴という作家がいました。(高校の日本史Bを選択した人は覚えてね)

俳諧師として名を広め、その後は浮世草子や人形浄瑠璃の作家として活躍した偉人です。

 

ある日、若き西鶴は思いつきました。

 

 

俳諧(俳句の元となるもの)をパフォーマンスにしよう!一晩にすごいスピードで句を詠んだら絶対面白い!

 

 

そうして西鶴は、「矢数俳諧」というイベントを主催し、お寺で興行します。

その数なんと1600句!すごい集中力ですね…

 

 

その後ライバルが出現し、記録を抜いたり抜かされたりして、最終的に西鶴は一昼夜(1日)で23500句を詠んだと言われています。

もはや集中力があっても到底真似できないレベルです。

 

西鶴には「大興行(大規模なパフォーマンス)による自らの存在の誇示」という目的があり、そのために努力をしました。明確な目標を設定して行動する姿勢は、現代の私たちも見習うところがありますね。

 

 

 

 

 

 

これを読んで「いやいや、そんなの絶対無理!」と思ったあなたには、もっと簡単な集中力の持続方法を紹介します。

 

・時間とやることを細かく設定する

・軽くストレッチ(ラジオ体操もおすすめ)

・夜更かしせずに夜はしっかり寝る

・立ち上がってゆっくり深呼吸してみる

 

ぜひ、実践してみてくださいね。

 

 

気持ちが続かず中だるみしやすいこの時期。「集中力」を切らさずに最後まで全力で頑張りましょう!

 

 

 

 

 

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