こんにちは!個別指導Wam加島校の後藤です!
私立高校入試まで2か月と少し、大学入試共通テストまではあと2ヵ月を切りました。いよいよ本番まであと少しです。
けれども秋から冬に変わっていくこの時期、「気持ちの切り替えがうまくできない…」「なかなかやる気が出ない…」と悩んでいる人もきっと多いはず。
そんな皆さんに、今日は「集中力」の話をしたいと思います。
江戸時代に井原西鶴という作家がいました。(高校の日本史Bを選択した人は覚えてね)
俳諧師として名を広め、その後は浮世草子や人形浄瑠璃の作家として活躍した偉人です。
ある日、若き西鶴は思いつきました。
俳諧(俳句の元となるもの)をパフォーマンスにしよう!一晩にすごいスピードで句を詠んだら絶対面白い!
そうして西鶴は、「矢数俳諧」というイベントを主催し、お寺で興行します。
その数なんと1600句!すごい集中力ですね…
その後ライバルが出現し、記録を抜いたり抜かされたりして、最終的に西鶴は一昼夜(1日)で23500句を詠んだと言われています。
もはや集中力があっても到底真似できないレベルです。
西鶴には「大興行(大規模なパフォーマンス)による自らの存在の誇示」という目的があり、そのために努力をしました。明確な目標を設定して行動する姿勢は、現代の私たちも見習うところがありますね。
これを読んで「いやいや、そんなの絶対無理!」と思ったあなたには、もっと簡単な集中力の持続方法を紹介します。
・時間とやることを細かく設定する
・軽くストレッチ(ラジオ体操もおすすめ)
・夜更かしせずに夜はしっかり寝る
・立ち上がってゆっくり深呼吸してみる
ぜひ、実践してみてくださいね。
気持ちが続かず中だるみしやすいこの時期。「集中力」を切らさずに最後まで全力で頑張りましょう!