教室ブログ
こんにちは。Wam四箇郷校です。11月も半ばに入ろうとしていますね。つい、ひと月ふた月前まで、明々としていた朝6時頃が、今やまだ
真っ暗ですし、夕方5時を過ぎるとアッという間に暗くなりますね。やはり・・・冬ですね（笑）。さて、年の瀬を前に、中学校高校共に、期
末テストも近いですが、準備は盤石に進んでますでしょうか？大方の事はいきなりの万端準備とは行かないと思います。それが出来る方は、余
程の経験や教養が有る方でもないと、やっぱり無理ではないか？と思います。部分的に抜き出す形ですが「少しずつ、ほんの少しずつ、ずーっ
と頑張る。その頑張りは、角度にしたらたったの1度です。でもたった1度の先は大きく離れています。」島田紳助さんの言葉で、あくまでこれ
は形容ですが、分度器で実際、描いてみてもいいでしょうね。実際、少しずーーつ「地面から離れて」いきます。横目傍（はた）目からみて、
「この人はどうしてこんなにも気の遠くなるような量の問題や課題をこなせるのだろう？」とか「立て板に水の様な行動をとれるのだろうか」
と考えた時に、私自身の私見ですが、その1度の先の微妙な違いを積み重ねてきたのだろうと思います。量をこなした後に、時間効率や自己流
などの「質」が付いて来るのでしょうね。「普通の人間だったら既にリタイアしているのではないか？」と思われる様な（大量にたまった）事
を、カエルの顔に水のごとく、「こんなのただの作業やで？」（その「作業」と表現した事を軽く見ているのではないですよ？）と平気な顔を
して、と言うよりは笑顔で言ってのけられるくらいの、強い強いハートは、長～い時間をかけて、少しずつ少しずつ作られて来たのだと思いま
す。勉強とは違いますが（でも、違うジャンルの勉強と言えるかも知れませんが）、最近テレビによく出ている、プロボディービルダーの横川
尚隆氏、ご存じでしょうか？（「トリニクって何の肉？」や「アウトデラックス」によく出演しておりますが）筋トレメニューにベンチプレス
と言う種目が有ります。約20kgの棒の両端に重りを付けて横に寝たまま胸を張り、腕と肩の力で持ち上げる種目なのですが、筋トレを初めた
直後は、60kgの重さも持ち上げられなかったそうです。ですが、現在は200kgの重量を持ち上げられるとのことです。その事自体、人によっ
ては、必要かつ大切ではない事かとは思いますが、私自身が共通項として感じる事は、誰にでも、やはり初めてという時があって、少しずつそ
の日その日の限界（ハードル）を、時には周りの方にも咤激励してもらいながら、自分自身で上げて来たのだろうな、と言う事です。また、
「そこ」にたどり着くまでの方法や勉強もあるでしょうし、熱中しすぎるがあまり、もはや感覚がずれてしまって居る様な考えも出てくるで
しょうから、その努力は恐らく想像を絶する所が有ると思います。個人的に私自身もたしなむ程度ですが、その観点からして、「す
ごーーーーーくしんどい」事だと思います。「重さ」との闘いでもありますし、重い物を扱う訳ですからケガとも隣りあわせですし、「継続す
る」モチベーションを保つだけでも大変なのですよね。日本一になった時に思わず号泣されたのも、その「しんどさ」が背景にあったとすれ
ば、何となくわかる気がした次第です。いきなり、突飛な事が出来る人は、まずは居ないはずですから、「あの人いつの間に？」と言う事は実
際そうそうなく、ほとんどはそれなりに前の時間から少しずつ初めていた「積み重ね」の賜物と言う事が実際だと思います。先週の英語の件に
絡める形ですが、「見てくれ」で「断言」するのはやはり危ない事だと思ったりします。積み重ねるにあたって、「もう1問」とか「もう1ペー
ジ」「もう1分」「もう1セット」等色々表現は有るでしょうから、どの様な表現が当てはまるかは人ぞれぞれだと思います。色々な単位や数量
が当てはまるでしょうし、もう「1」ではなく、人によっては、たまにはもう「2」や、もう「3」でもいいでしょうね。それを決めるのは、
「自分自身」ですし、自分で決める事によって、「積み重ね」の「開き度合い」は「積み重ね」る程に大きくなっていくでしょうね。流行が再
燃しそうな所も有りますので、手洗いうがいを励行し、暖かくして、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。
