みなさんこんにちは、個別指導Wam荻野校の星野です。
今回は辞書を使う事をテーマに話をしていきたいと思います。
皆さんは日頃の学習で、辞書を使っていますか?最近は意味を調べるのに、ネットを使って検索して、webの辞書の1ページにたどり着く・・・という方もいると思います。あるいは、wikipediaで調べるという方も、いるかもしれません。
今回はそちらのほうではなく、紙の辞書を使っているかどうか、の話になります。
高校生にもなると、使う辞書の種類が多くなります。英和辞典、和英辞典、国語辞典、古語辞典、漢和辞典・・・とにかく種類が多い=重量も重いという事で、電子辞書を使う生徒さんが多いと思います。持ち運びに便利という点、一度調べた履歴がつく点など、便利な機能が多くて、そちらはそちらでいいと思います。
では、小中学生の皆さんはどうでしょうか?こちらは是非、紙の辞書を使って欲しいと思います。紙の辞書の良い点は、調べようとしている言葉を調べている内に、だんだんと似たような語彙を増やすことができるという所です。
例えば国語で「懐柔する」という意味を調べたとしましょう。その近くには、同音異義語で「海獣」や「怪獣」が載っていて「クジラってかいじゅうだったんだ!」という発見があります。本来の意味を調べるという点からは目的がずれていますが、語彙を増やすチャンスは、案外そういう所にあると思います。
漢字辞典、漢和辞典に関しても、調べたい感じの他の熟語を覚えるという点で、非常に役立ちますし、英和辞典や和英辞典も、似たような言葉や類義語など、幅広く知識を得る機会が増えていきます。
そして使えば使うほど自分の手に馴染んでいき、調べたい言葉を一発で引き当てる・・・なんて事もできるようになり、調べるスピードも上がります。学習効率向上の意味でも、勉強する時は常に辞書を使えるようにしておきたいですね。
・・・この記事を書いている間に、自分が昔習っていた英語の先生で、辞書は「アンカー英和辞典がいい」と進めている先生を思い出しました。薦める理由なのですが、「インクの匂いが最高!他の辞書もいいのはあるけど、やっぱりアンカー!」という理由でした^^;
そこまでの境地に入ったら、もう別世界でしょうね(笑)