こんばんわ、Wam呉羽校の林です。
中学生は定期テストも終わり、結果が出てきました。前回のテストよりも5教科で100点アップした生徒、伸び悩んだ生徒等、様々な生徒がいますが、気になったことが2点あります。
1点目、勉強とは何か分かっていないこと。
勉強とは、課題をすることのように考えている生徒がいます。それは、あくまでも提出物に取り組んでいるだけで、勉強ではありません。ですが、課題をしたら勉強した気になっている生徒が数人います。勉強とは、分からないことを分かるようにする・知識をつけること等であり、課題をしても分からない問題が分からないままであれば、それはただの手の運動でしかありません。勉強の仕方を指導する人は少ないですし、詳細に説明してくれる人となるとさらに少なくなります。そういう環境に育った生徒たちにとっては分からなくて当然なのかもしれませんが。
2点目、定期テストの難化
定期テストは年々難しくなっており、今年はより一層難しくなっています。例えば英語ですと、数年前までは、テスト範囲内の文法・教科書本文がテストに出題されていました。これでしたら、どんな生徒も頑張れば得点出来ます。ですがここ数年、文法問題は減り、教科書本文の代わりにオリジナルの長文読解と英作文が出ています。英語が得意な生徒にとっては、それほど問題もないです。しかし、英語に躓いている生徒にとっては大変です。定期テストで初めて見る長文を読み、解答するのですから。長文を読もうにも読めないので解答出来ません。また英作文に関しても、事前に出題される問題が分かれば何とかなりますが、そうでない場合ですと書くことが出来ません。本当に理解している生徒にしか得点出来ないテストになっているのです。本当の学力を図るうえで正しいことですが、そうなると一度分からなくなった生徒はどうしたらいいのでしょう。
自力でなんとかすることには限界があります。出来る生徒はその調子で取り組めばいいと思いますが、そうでない生徒は塾や家庭教師等を検討されてはと思います。
Wam呉羽校
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