教室ブログ

2020.10.31

手順を踏んで進むことが大事です

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

2×(28×18+56×□)=72×42

 

この式の□に当てはまる数を求めるには,どのように計算すればよいでしょうか。

 

72×42=3024

3024÷2=1512

28×18=504

1512-504=1008

1008÷56=18

 

このように計算していきます。最後に出た18が□に当てはまる数となります。

 

加法と減法(たし算とひき算)よりも乗法と除法(かけ算とわり算)を先に行うというのが,計算のルールですね。

そのルールに従って解いていかないと正解することはできません。

与えられた式をよく見て整理し,順序立てて解いていくことが求められます。

 

生徒たちが算数・数学でこういったことを学ぶのには,理由があります。

人間が生きていく時に,算数・数学の問題の解き方を利用することができるからなのです。

 

何かをしようとする時,目的に向かって一直線に突き進んでいくと,思うようにはいかないものです。

まずはじっくりと観察し,手順を考え,順序立てて実行していかねばなりません。

何か具合の悪いことに気づいたなら,いったん立ち止まり,改めて考えてみることが必要です。

結果を焦って手順を省いたり,不具合に目をつぶって先を急いだりすると,どこかで何かしらの問題が発生します。

すると,その手当てに時間と手間を要することになり,場合によっては挫折することにもなるのです。

 

「急がば回れ」ということわざがありますね。

正しい道が回り道であるならば,あえて近道をしようとせず,遠回りをする。

それが成功を収める秘訣だと言えます。

 

先を急いでばかりの大人になってしまわないように,生徒たちには,算数・数学をしっかりと勉強してもらいましょう。

 

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