昨日の授業のことです。
次の日本文を英語に直しなさい、という問題がありました。
木曜日は晴れでしょう。
生徒は、次のような誤答をしました。
It will sunny on Thursday.
どこが、間違っているか分かりますか?
正しくは、It will be sunny on Thursday.です。
大切なbeが、ぬけていました。
なぜ、このようなミスをしてしまうのか、いくつか原因を考えてみましょう。
① 「晴れ」に対応するのが「sunny」で、「でしょう」に対応するのが「will」だと思った。
② willを助動詞ではなく、動詞だと思って使ってしまった。
③ am,are,isなら問題なく使えるが、まだbeという単語に慣れていなかった。
今回のケースは、①だったようです。
日本語と英語は、全く違う言語ですので、日本語と英語の単語同士が、
単純に対応はしません。
一つ、例を挙げてみましょう。
「私は宿題をします」という日本語を訳すと、
Ⅰ do my homework.
という英文となり、日本語には「私の」が書いていないのに、英語では「my」が、どうしても必要になります。
なぜと聞かれても、英語ではそう言うから、としか答えようがありません。
文法的な理解も大切ですが、
あまり細かいことは気にせず、
まずは、英文を丸々暗記するくらい、何度も読んだり書いたりしてみましょう。
要は、英文の型を身に着けるのです。
will be~という表現に違和感を感じなくなったら、もう大丈夫です。
もう二度と、will sunny とは、書かないでしょう。
英文がきちんと書けたり、読めるようになると、
天気だけではなく、
モヤモヤとした気分が、晴れていきますよ!
中山校 渡辺