こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
石川中学校の第3回定期考査まで,あと18日。
特に3年生にとっては,内申点を左右する最後の定期考査です。
都立高校の入試では,調査書の内申点と学力検査の得点とを合わせて,合否の判定が行われます。
具体的には,以下のように計算されます。
まず,内申点の計算方法です。
中学校の評定は5段階で示されます。9教科あるので,そのままなら45点満点となります。
しかし,東京都では,実技の4教科の評定をそれぞれ2倍することになっています。
つまり,5段階×5教科+5段階×2倍×4教科=65点満点となるのです。
学力検査は,各教科100点満点ですから,100点×5教科=500点満点です。
ただし,全日制の高校では,内申点と学力検査の配点の比率は300:700とされています。
したがって,内申点は65で割って300をかけ,学力検査の得点は500で割って700をかけることになります。
要するに,〈内申点〉÷13×60+〈学力検査の得点〉÷5×7=〈総得点〉ということですね。
比率だけを考えると,内申点よりも学力検査の方が重要な気がしますね。
しかし,内申点は11月末には確定します。
つまり,一般入試に臨む際の「持ち点」と言えます。
一方の学力検査は,言わば一発勝負です。
当日に持てる力を発揮できるという保証はありません。
100m競走を想像してみましょう。
スタートラインの20m手前からスタートして,他のランナーを追いかけるのは大変ですね。
逆にスタートラインの20m先からスタートできたら,どれほどの余裕が生まれるでしょう。
ですから,内申点をできるだけ高くしておくことは大変重要なのです。
その最後のチャンスが,11月16日からの第3回定期考査です。
来週末には修学旅行もあるので,早めに仕上げていかなければなりません。
個別指導Wam小宮町校では,中学3年生の志望校合格を実現するため,全力で支援しています。