みなさんこんにちは、個別指導Wamの星野です。
季節がすっかり秋めいてきて、過ごしやすくなりましたね。秋分の日を過ぎると「秋の夜長」と言われるようになりますが、やっとそれらしくなったと感じます。
ところで皆さん、秋の夜の時間は何をして過ごしますか?受験生は当然勉強!という人がほとんどでしょう。けど、色々と楽しめる事もあるかと思います。
私の場合は、やはり「読書の秋」ですね。昔は週に一冊「今週のおススメ本」として教室に飾るほど読んでいました。「こういう本、生徒も読むかな?」とか、「この本なんてあの生徒が好きそう」とか考えながら本を探すのも、なかなか楽しかったです。最近はそれに限らず、ゆっくりと本を読むようにしています。
読書をしていると、読解力が上がって国語の成績も良くなるのではないか?と考えて読んでいる人も、中にはいるかもしれませんね。なるほど、確かに本を読むことで読解力は上がると思います。では、どういう本を読めば読解力が上がるのでしょう?話の長い長編小説?文豪という人が書いた小説?〇〇万部売れたベストセラー?名著と呼ばれる評論文?昔から読み継がれている古典?
正解はどれでもあり、どれでもありません。
何だか謎かけみたいになりましたね^^;
本を読むのは、好きなジャンルでOKです。小説、評論文、文豪の作品、売れている本、古典、絵本、何でもいいと思います。読解力を高めたいのであれば、その本を人に勧められるように、話の要点をまとめて口に出すなり、文にするなりする事が重要です。読書がインプットであれば、人に勧めるのはアウトプットですね。アウトプットをしないと、その本の中身がしっかり頭に入ったのか、曖昧になっている所があるかもしれません。
先に「今週のおススメ本」について書きましたが、もちろんただ単に本を置くだけではなく、本屋さんのポップのように、手に取ってみたくなるような仕掛けをつける事が重要です。その仕掛けとして、ハガキ半分程度(200字前後)の文章でおススメポイントを書く。そうやって、人に紹介するアウトプット力をつける事で、読解力も上がっていきます!
本屋さんで「この本読んでみたいな」と思った作品には、先に読んで「この本読んでほしいな」という思いが書かれたポップが飾られていると思います。ぜひ参考にして下さい。