教室ブログ

2020.10.27

日本国憲法の「公布」と「施行」とは?

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

臨時国会が召集され,菅総理の所信表明演説が行われました。

国会には憲法審査会が設置されており,憲法改正についても議論されます。

 

日本国憲法は,1946年(昭和22年)11月3日公布されました。

そして,1947年(昭和23年)5月3日施行されました。

11月3日は明治天皇の誕生日で,当時は「明治節」という祝日でした。今は「文化の日」となっています。

5月3日「憲法記念日」ですね。

 

さて,この「公布」「施行」とは,いったい何を示しているのでしょうか。

 

手元の国語辞典には,こうあります。

 

「公布」……新しく決まった法律などを,官報によって広く国民に知らせること。

「施行」……法令の効力を現実に発生させること。

 

つまり,こういうことです。

憲法というものは国の基本法ですから,国民生活の全てを左右するほど重要なものです。

したがって,それが変わったとしたら,それは一大事です。

そこで,まずは全ての国民にきちんと知らせなければなりません。

それが「公布」ということです。

そして,新しい憲法をよく理解してもらった上で,ようやく適用できるようになります。

これが「施行」なのです。

 

 

今日,社会の授業をしていた講師は,こんな風に説明していました。

 

アニメ化決定が「公布」で,放送開始が「施行」だよ。

 

アニオタには,この説明がわかりやすいそうです。

 

 

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