教室ブログ

2020.10.27

英語の長文が読めない2つの原因

この時期になると主に中3生から、「英語の長文が読めないので、模試や実力テストで点数が取れません…」という相談をよく頂きます。

長文は配点が大きいですから、長文が読めない=失点が大きい

という事になります。

 

その結果、「定期テストなら点数取れるけど、実力テストになると平均以下…」

「通知表は4なのに、模擬試験はD判定」などという事が起こります。

 

このような事態から脱出し、英語の実力を上げていきたいなら、『なぜ長文が読めないのか?』という原因をハッキリと突き止める必要があります。

 

でも、大丈夫です、難しく考える必要はありません。

長文が読めない原因は、たいてい以下の2つのどちらかです。

 

原因1:英文法が身についていない

原因2:長文の読み方が身についていない

 

もちろん「英単語を覚えていない」という原因もありますが、それは本来、中1または中2までにクリアしておくべき事なので、ここでは取り上げません。

少々厳しく聞こえるかもしれませんが、中3生を想定していますので、ある程度の英単語は覚えているという前提で話を進めていきます。

 

その場合、

原因1:英文法が身についていない

原因2:長文の読み方が身についていない

のどちらかになります。

 

そして今の時期の中3生を見ると、8割以上は「原因1」です。

ほとんどの生徒がいまだ英文法がアヤフヤなままなので、もし「原因1」に心当たりがあるという方は、今のうちに英文法を固めてしまって下さいね。

8割の生徒は「原因1」ですが、2割の生徒は「原因2」です。

 

「原因2」の生徒は、こんな状態です。

・英文法に関しては、完璧に仕上がっている。

・それでもなぜか、長文は読めない。

 

このケースに該当する方は、「長文の読み方」をしっかりと習得する必要がありますね。

学校でキッチリ習う機会があればいいのですが、それもなかなか難しいようで…

教科書の日本語訳ばかりしていては、入試本番で「初めて見る英文」をスラスラと読解していく事は出来ません。

 

ですから「原因2」に心当たりのある方は、ひとまず「長文の読み方」を習得しようという意識をもつ必要があると思います。

 

というわけで、「英文法がある程度できる」という前提で英語長文の話をしていきます。

 

「英文法の復習」をズルズルと後回しにしてきた中3生は、今のうちに英文法を復習してマスターしておいて下さいね。

 

冬休みに入ってからでは遅いので、この時期がラストチャンスです。

 

(10月末までに、1つでも2つでも 英文法を復習しておきましょう。)

 

2020年も残り2ヵ月半という現実を見つめながら、動いていきましょうね。

 

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