こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
小宮小学校の5年生は明日から「清水移動教室」です。
教室に来ている5年生も,うきうきしています。
そんな小宮小学校では,今週の月曜日から今日までの給食が,特別な献立になっていました。
その名も……
「日本遺産献立」!
今年の6月19日,「霊気満山高尾山~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」が日本遺産に認定されました。
それを記念して,八王子市立の小中学校で,3つのストーリーに沿った給食が提供されています。
月曜日は「八王子城御膳」。
秋月ごはん・石垣揚げ・八王汁・浅漬け
「秋月ごはん」は,古代米を入れて色づけしたごはんに甘く煮た栗が入っています。
「石垣揚げ」は,白ごまと黒ごまを混ぜた衣を八王子城の石垣に見立てています。
「八王汁」は,八王子でとれた8種類の野菜を入れた汁物です。
火曜日は「桑都御膳」。
かてめし・桑都焼き・絹のお吸い物・梅おかかキャベツ
「かてめし」は,野菜などを混ぜたごはんです。
「桑都焼き」は,桑の葉のパウダーを混ぜたマヨネーズを魚にかけて焼いたものです。
「絹のお吸い物」は,シルクパウダーを入れた団子を蚕の繭に,そうめんを絹糸に見立てた,すまし汁です。
水曜日は「高尾山御膳」。
五穀ご飯・がんもどき・八王子きくらげの佃煮・小松菜のおひたし・翠靄汁
高尾山薬王院の料理長が監修した,精進料理の献立です。
「翠靄汁」は「すいあいじる」と読みます。「翠靄」とは緑色のもやのことです。
昆布や椎茸など植物性の食材でだしをとり,あおさを入れた汁物です。
こういった給食を通して郷土愛が育まれるのでしょう。
八王子市の「食育」は,なかなか充実しているのではないでしょうか。