和歌山市梶取交差点の近くにあります、個別指導Wam河北校の豊田です。
先日生徒からこんな質問がありました。「算数と数学は何が違うん?」。。。この仕事をしていると「あるある」な質問です。私なりの解答はあるのですが、一応文部科学省からの「算数」と「数学」の目標を「まとめて」書くと、算数→数量や図形の「基礎的・基本的な知識及び技能」の習得を目標としており、計算など正しく身につける学問。それでは数学は?実は私が一番言いたいのはここです。数学は「算数で身につけた」正しい計算を使って、答えをだすことではなく、なぜその答えが導き出されたのか、そのプロセスである式に着目するのが数学です。私もこれとほぼ同じことをできるだけ「わかりやすく」生徒に伝えます。
12年。これは小学校~高校まで学校に通う年数です。算数と数学が名前が違うので「別」と考えがちですが、算数は数学を勉強するまでの準備期間と考えてください。中学生で「数学」が苦手という子はその前段階の算数で躓いてる子が多いです。簡単な計算はできているが、四則計算がわかっていない。分数・小数の計算になるととんでもない数字になる。面積・体積の公式が覚えていない。時計が読めない。長さ、かさの単位がわからない。割合って何?速度って何?比って何?。
当たり前ですが、中学校の授業は「ここは小学校で習ったからできるよね?あえて説明しないよ」という体(テイ)で進行していきます。だから小学校の内容がわかっていないと「?」が雪崩式に増えていきます。
そこで早く気づいて「復習」する子はまだ見込みがありますが、大半の子は小学校と同じ感覚が染みついているので「何とかなるやろ」となり、結果すべてのことが「わからない」となっていきます。
もし小学生の子や保護者の方がこれを読んでいたらこれをきっかけにして早速「数学の準備」に入ってください。そして中・高生で数学に躓いている子は「時間をつくって」復習と予習(実はこれもむちゃくちゃ大事)を「毎日」してください。そして必ず「式」を書くようにしてください。式を書くのが面倒と思っている子は全くの「逆」です。書かないと余計「めんどくさい」ことになります。
最後にたとえ話になりますが、想像してください。目の前に饅頭が5個あります。5個すべて食べて満腹になるとします。次に食べる順番を一つずつ饅頭に「1」「2」「3」「4」「5」と書きます。この順番は変えれません。1から順番に食べて初めて5にたどり着けるのです。それを最初から5を食べても満腹になりません。数学も「1」「2」「3」という算数の基礎があるから「4」「5」という数学を楽しめるのです。う~ん。わかりにくいか(笑)
とにかく算数・数学が苦手な子は基本をもう一度見直しましょう。そしてなかなか自分ではできない生徒はいつでも来てください。無料体験もできます。入塾希望の方は2ヵ月(8回)無料CPも実施中です。是非!
それでは。
個別指導Wam河北校
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