こんにちは、Wam円座校です。
大好評素朴な質問に答えますシリーズ第二弾です!
今回は英単語の使い方に関する質問です。
「speakとtalkの違いってなんですか」
両者の日本語訳は共に「話す」ですが、これらは英文で使うときには明確な使い分けがあります。順に解説していきましょう。
調べれば色々とでてきますが、中学英語の範囲では次の認識でいいと思います。
■speak 一方的に何かを発信する場合(聞き手がはっきりしていない)
■talk 互いに会話をする場合(聞き手がはっきりしている)
例をいくつか挙げるので、順にみていきましょう。全てNEW HORIZONに出てくる文から抜粋しています。
例① He speaks English really well. ”彼はとても上手に英語を話します。”
「言語を話すこと」に焦点が置かれています。
例② May I speak to Meg, please? ”メグと話せますか?”
電話だから相手がきちんといるじゃん!!と思いますが、この段階では話したい本人ではない状態ですので一方的な発信になっています。
例③ I’m going to talk about my dream. ”私の夢について話しをしましょう。”
これだけみればspeakでもいいと思いますが、教科書に「授業でスピーチをする」と前提が書かれているのでクラスメイトという聞き手がはっきりしています。
いかがでしょうか。教科書にはtalkを使った例文が一つだけしかありませんでしたが、ニュアンスの違いは分かってくれたと思います。
参考までに「seeとlookとwatchの違い」も軽く解説しておきます。
■see 自然と視界に入ってきた場合
■look 視線を向けて、何かを意識的にみる場合
■watch 動いているものを集中してみる場合
例④ I saw him in the library. ”私は図書館で彼を見ました。”
例⑤ Look at the picture. ”その写真を見てください。”
例⑥ I often watch a baseball game on TV. ”私はしばしばテレビで野球の試合をみます。”
それではまた次回、どんな質問がくるか楽しみです。