教室ブログ

2020.10.09

ケアレスミスからの脱却

皆さんこんにちは、副教室長です。

 

 

中学生・高校生の定期テストが返ってきました。

今成績表に打ち込みと各生徒の分析をしている最中です。塾生の皆さん、もう少し待っててくださいね。一人ひとり今後の学習についてアドバイスしていきます。

 

テスト返却時期になると、よく生徒から「ケアレスミスをしない方法ってどうすればいいのですか」とよく聞かれます。

ケアレスミスで伸び悩んでいる方も多いと思うので、今回はケアレスミスについてお話したいと思います。

 

結論から言うと「ケアレスミスをしない方法」はありません。

 

 

でも、「ケアレスミスを減らす方法」はあります。

 

 

誰もしたくてケアレスミスをしているのではありません。私自身もテスト分析結果を生徒に伝える時に「ケアレスミスが目立つから見直しをしっかりしよう」と声をかけます。

しかし、「ケアレスミスがなくなったから点数が上がった」よりも「Wamでポイントを絞った学習を計画的にできたから点が上がった」と実感する生徒の方がはるかに多いこともまた事実です。

 

 

一般的な事実として、テストで高得点を取る為にはケアレスミスをしないことが前提になります。だが、高得点を取る人もケアレスミスを多少なりともするのです。

 

では高得点を取る人とそうでない人との違いはなんでしょうか。

 

もちろん、勉強量や知識量の違いが一番の要因ですが、それ以外にも高得点を取る人は「自分はミスをする」と思って問題を解いている人が多いです。そして、自分がするミスを把握しているのです。

 

「テストで見直しをしなさい」と言われても、最初から最後まですべてを時間内に見直すことは中々出来ないと思います。そこで例として「自分は計算ミスをよくするから、計算問題を中心に見直しをしよう」とミスの自覚があるところに焦点を絞って見直しを行うとどうでしょうか。

時間内で効率よく、得点につながる見直しをすることができますよね。

 

高得点を取れる人はこのことがしっかりできる人が多いです。

 

「いつも80点代で、なかなか90点代に届かない」、「このミスがなければ目標点取れたのに」

テストのたびに歯がゆい思いをしているのであれば”自分はどんなミスが多いのか”を一度分析してみてはいかがでしょうか。

 

 

Wam円座校では”何点取れたか”よりも”どこで失点しているのか”を意識した分析を行っています。

 

 

勉強だけでなく、何事においても自分自身がミスをすることを認めたとき、自分自身がするミスを把握し、受け入れることができます。そして、自分自身がするミスを修正することができるのです。

 

 

自分がどのようなケアレスミスをするのか自己分析をすることで、「ケアレスミスをしてはいけない」という呪縛から解放されます。自分の弱みを認めるということは誰しもが容易にできることではありません。しかし、それができた時、大きく成長した自分と出会えることができます。

 

「ケアレスミスはする。だから確認をする」という意識をもってもらいたいと思います。

 

 

 

 

P.S 大学共通テストまであと100日を切りましたね。大学受験生にとって追い込みの時期です。一日一日を大切にしてください。

 

 

 

 

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