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2020.10.08

【勉強方法】分散学習の有効性【論文紹介】

ブログをご覧の皆様こんにちは

個別指導Wam東豊校の涌井です。

 

 

すっかり日が暮れる時間も早くなり、

気温もぐっと下がりました。

そろそろコートを出さなければいけないと思案している今日この頃。

 

 

 

さてさて、皆さんは分散学習集中学習という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

聞いたことがある方は、勉強熱心な人だと思います!

 

 

簡潔に述べると、

集中学習とは長時間ひたすら同じ勉強をし続けること

分散学習は集中学習程の長時間ではない時間で、繰り返し勉強をつづけること

と考えてみてください。

 

 

具体的な事例を出せば、

集中学習は1つの教科の勉強を9時間1日中、行い続けること

分散学習は1つの教科の勉強を1日3時間、それを三日間(連続でなくてよい)続けること

といった感じでしょうか。

※あくまでも一例です。これ通りにやっていないから分散学習ではないということはありません。

 

 

さて、ここで質問です。

この分散学習と集中学習ではどちらの方が記憶に効果的でしょうか。

 

 

 

皆さん分かりますか?

 

 

 

ちょっと質問が曖昧な部分がありますよね。

それではもっと具体的な質問をしましょう。

 

 

 

どちらの学習方法の方が長い期間記憶として保存されるでしょうか。

 

 

 

さあ、どうでしょうか

 

 

 

 

砂時計の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは分散学習なります。

 

 

 

さて皆さん、正解は出来たでしょうか。

 

『なんとなくそうだろうな~と思ったよ』

『勿体ぶった割には普通だな!』

『そらそうよ(呆れ)』

という心の声が聞こえてきそうです・・・。

 

 

話を少し戻しまして、

皆さんが薄々感じている分散学習のメカニズム。

このメカニズムは実験により、その効果が裏付けされているメカニズムになります。

以下の論文はそれを裏付けるデータの一例となります。

無料で読めるということで、紹介してみました。

 

 

『 Distributed learning enhances relational memory consolidation

Leib Litman and Lila Davachi   

※リンクはこちらの論文が掲載されているHPになります。

無料で読める論文になっていますので、気が向いた方は是非読んでみてください。

 

※著作権の関係上、実験方法などをまとめることが出来ません。

詳細が知りたい方は涌井にまで直接聞きに来てください(笑)

 

 

 

 

さてさて、それではこの理論を利用してどのように勉強をすればいいのか。

それはまた、次回のブログで書き連ねていきたいと思います。

それでは、ここまで読んでくれてありがとうございます。

ではでは。

 

 

 

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