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2020.09.15

どうして勉強しないといけないの? 個別指導Wam荻野校

 

 

 今回の話題は、おそらく塾関係者だけでなく、親としても子供達からよく聞かれる質問だと思います。そして子供世代の方たちは、日々疑問に思っている事だと思います。

少なくとも小学校6年間、中学校3年間は学校に通わなければなりません。けれども、多くの人は小学校の前には幼稚園か保育園に、中学校の後は高校へと進学し、その間の期間には塾や習い事に週何回か、通う事になると思います。

 日々何気なく学校に登校し、塾に通塾し、その中で唐突に湧いてくる疑問「どうして自分は、勉強しているんだろう?これって必要なの??」。この答えは難しいようで、至ってシンプルです。

 

答えは

「これから生きていく上で、必要になりそうな道具とその基本的な使い方、応用的な利用方法を学んでいる」という事です。

 

「自分は将来、プロ野球選手になりたいんだけど、歴史とか連立方程式とか必要なの?」

「ゲームが好きだからゲーム関係の仕事をしたいんだけど、古文とかやる意味あるの?」

 

色んな質問疑問が、生徒からされます。しかしその否定的な見方に対し、答えは「あるよ」です。

 

 今の子供が将来職業にしている仕事は、1/6は現在存在しない職業だと、世の中でも言われます。今ある仕事より、そちらのほうに将来心が動かされるかもしれません。また、素直にそのまま子供の頃の夢が叶ったとして、子供の頃に思い浮かべていた理想そのままの世界でしょうか?

 プロ野球選手として活躍できるのは、やはり40歳という壁が大きいと思います。その後はどうしましょう?監督をする?スカウトになる?解説者になる?球団運営をする?という「セカンドキャリア」を考えなければいけません。

ゲーム関係の仕事をしていたとして、プログラミングなのかシナリオデザインなのか、キャラデザインなのか音響なのか、そこからさらにプロデューサーとして活躍するのか、会社運営に携わるのか・・・考えるときりがありませんが、そこには多くの人と関わりが生まれるという点では、変わりはなさそうです。

 

 今はおそらく、なりたい職業のごく狭い一面しか見えていないところがあると思います。そこを頑なに追い続け、夢を現実にさせる事は素晴らしい事です。けど、まだ今まで見えていなかった事に遭遇した時、役に立つものが勉強です。

「あ、あの時習った事は、こういう時に使えるのか」「考えてみたら、こういうのってあの時にやってたなぁ・・・」色んな場面で思えてきますし「もっと若いうちに勉強しておけばよかった・・・」と思う大人の数は、非常に多いです。

 具体例を教えてほしいとも言われますが、自分が将来どんな道を辿って仕事に就くのか、自分でも解らないでしょう。そんな時に、あらゆる場面で参考になるのが今までの勉強です。大人が「これをやれ」と言っているのではなく、自分で「これをやっておこう」という気持ちを持って、日々の勉強に励んでください。

 

勉強と筋肉は裏切りません!

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