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2020.08.30

「子供1人にかかる教育費はどれくらい?①|個別指導Wam吉備校」

こんにちは、吉備校の中村です。

 

今回は、子供にかかる教育費についてお話しします。

 

私の職業柄、たくさんの親御さんとお子さんの学習について

お話する機会があるのですが、

成績についてはもちろんのこと、子供が進学するにあたって

どれくらいの学費が必要となるのか不安に思っている方が

多いので少しでも参考になればと思います。

 

 

子供1人にかかる教育費はどれくらいか

 

この点に関しては、子供がどのような進学をしていくかに

よって費用は異なります。

 

例えば、幼稚園から高校まで公立学校等に行き、大学は私立文系に

進学した場合、一般的には約1000万円の学費(塾代等の周辺費用も

含みます。)がかかります。

【参考:文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」】

 

それでは、子供が2人であれば約2000万円(家一軒分)、

3人であれば約3000万円(老後資金分)という計算に

なるのですが・・・

 

これを聞くと、よほど金銭に余裕が無ければ不安を

感じるのは当然だと思います。

 

しかし、教育費というのは一度に1000万円の負担が

やってくるのではなく、幼稚園入園から大学卒業までの約20年に

渡ってかかるものですので、どのタイミングでどれくらいの費用が

かかるのか知っておくだけで対策をとることができます。

 

 

教育費のかかるタイミングは

 

それでは、教育費1000万円の内訳を見ていきます。

 

詳しく知りたい方は、上記の文部科学省HPリンクから

確認していただきたいのですが、

 

簡単に説明すると、

幼稚園入学から高校卒業までの15年間で約500万円、

大学入学から卒業までの4年間で約500万円となります。

ちなみに、国公立大は約250万円です。

 

教育費のほとんどは大学費用に偏っているのです。

 

高校までの教育費の月単価①と大学在学中の月単価②を比較すると、

 

① 約 2万8000円/月  500万÷(15年×12ヵ月)

② 約10万5000円/月(国公立大 約5万2500円/月)式:500万÷(4年×12ヵ月)

※これは平均値のため、実際は入学時に多くの費用がかかります。

 

①、②の単価を見て、どのような感想を持たれたでしょうか?

各ご家庭によって考え方は異なるでしょうけれど、

 

2児の父親である私の感想としますと、

①は毎月のやりくりからなんとかなりそうだけど、②は無理そうだな…

です。

 

つまり私の場合、対策が必要な教育費のかかるタイミングは

大学入学前ということになります。

 

まずは、これらの単価をベースにぼんやりとでも将来をイメージすること

が大事だと思います。

 

今回はここまでにして、

次回は、具体的な教育費対策は をお話します。

 

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