こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
石川中学校の定期考査は,第1回が7月13日から15日までで,第2回が9月11日です。
間に夏休みを挟んでいますから,実質的には1か月余りしか授業をしていないわけです。
その分,これまでに学習したところからも出題されることになります。
3年生の数学は,平方根から二次方程式の計算までしか進みません。
そして,範囲表には「2学期の宿題プリントにでてきた内容」とあります。
この「宿題プリント」とは,都立高校の入試問題の大問1を模して作られたものです。
計算問題と資料の活用もしくは確率,そして作図が出題されています。
作図は,1年生の時に学習していますが,その後はあまり触れる機会がありません。
基本となる作業は,次の3つです。
(1)直線上の1点を通る垂線を引く。
(2)線分の垂直二等分線を引く。
(3)角の二等分線を引く。
では,これらはどのようにして描けばよいのでしょう。
(1)直線上の1点を通る垂線を引く。
① 直線上の1点を中心とする円を描く。
② 円と直線との2つの交点を中心として,同じ半径の円をそれぞれ描く。
③ 2つの円の交点と直線上の1点とを結んだ直線を引く。
(2) 線分の垂直二等分線を引く。
① 線分の両端を中心として,同じ半径の円をそれぞれ描く。
② 2つの円の交点2つを結んだ直線を引く。
(3) 角の二等分線を引く。
① 角の頂点を中心とする円を描く。
② 角の2辺と円との2つの交点を中心として,同じ半径の円をそれぞれ描く。
③ 2つの円の交点と角の頂点とを結んだ直線を引く。
基本的には,この3つの手法のうちのいずれか1つないし2つを使えばよいのです。
しかし,どれを使うのか見極めるには数をこなさなければいけません。
ということで,3年生たちには,これからの2週間で特訓していくことになりそうです。