こんにちは。Wam四箇郷校です。7月も下旬に差し掛かり、それでも雲が多めで白日はあまり見られない感じですが、明る
い空模様は多くなってきましたね。遠目で見ると、日中は陽炎も立っておりますし。今日はあいにくの雨で、梅雨明け宣言は
どうやら来週の様ですね。さて、概ねの学校ではテストが終了し、結果が返ってきた所でしょうか?本年度の最初のテストを
「期末」の形で経験された学校が多かったかと思われますので、特に中学・高校問わず「一年生」の方は辟易、狼狽されてい
なければ良いなと思う次第です。更に、夏休み期間が例年より大幅に少なくなり、その中で次回のテストに向けて授業が進ん
でいきます。いつ、また何処で「いつもの日常」が「停まる」かも知れませんから、それを見越されて先生方も進行スピード
を上げたり、教科によっては、進行順に「オリジナリティー」を持たせて来る事も考えられます。よってテスト範囲内容も学
校によって変わる筈です。関連して、特に中学校では、本年度から「新しい進行内容」での学習が前年度に比べて本格さを増
しますから、「先生方のお話をしっかり聞いておく事」が大切です。特に「数学」「理科」要注意ですよ?(だからと言っ
て、他の教科がどうでも良いと言う事でもないですよ?(笑))でないと、「サポートしてくれる側」のサポートの仕様が無
くなる事も十分に考えられますから、しっかり「お話」を聴いておきましょう!所変わって、和歌山市内の小学校では、国語
の教科書が変わったと思います。同じ方が色々な意味で「やりやすい」とは思うのですが、個人的には、知らなかった作品に
出会える「絶好の機会」だと思います。最近特に印象に残ったのが、4年生の「走れ」と言う作品です。他の地域によっては
ご存じのお話だとは思います。かく言う私も最近まで知りませんでした・・・。登場人物は主人公の「のぶよ」、弟の「けん
じ」、そして二人を女手一つで育てる「お母ちゃん」の3人です。三者三様の「事情」や「気持ち」をしっかりと考える必要
がある作品ですね。一番見てもらいたい人に、一等賞を取った自分の晴れ姿を見てもらいたい(見てもらいたかった)気持ち
一つ、いわゆる「子どもの事情」で頑張る(頑張った)けんじや、「大人の事情」で子供達の運動会を中々見に行けない(行
けなかった)お母ちゃん。そして、その「子どもの事情」と「大人の事情」更に「自分の事情」で板ばさみどころか三段ばさ
みで気が重い主人公ののぶよ、それぞれの「事情」が入り混じりますね。テストではきちんと「教わった通り」に答える必要
が当然ありますが、文章からだけでは見えない部分を、出来るだけ「はみ出さない程度に」どう感じ取れるかを考える事も、
「相手の立場に立つ習慣を作る」と言う意味では、必要なのかな~とは思ったりします。急な仕事が入って、けんじの走る姿
を今年も見る事が出来なかったお母ちゃんですが、子ども達の為に「働かないといけない」でしょうし、急な仕事が入ってし
まい、一緒に働いている方の事も考える必要が有ったでしょうね。けんじも去年、お母ちゃんに晴れ姿を見てもらえなかった
にもかかわらず、今年もお母ちゃんが時間までに来てくれると期待しているのは、やはりお母ちゃんの事が少なくとも「嫌
い」ではないでしょう(笑)。「今年の運動会」にしても「もう、何分か早ければ、行き違いはなかったのかな・・・」と言
う所ですが。その「行き違い」に更に気を重くして、今年の運動会を走ろうとしていたのぶよも、実は2人の存在に支えられ
ていたというのは、2人の声援を受けた後の体の動きから見て取れますね。「行き違い」が有ったとしてもそこで一体になっ
た様な感じになったのは、結局「家族」だからなのかも知れないですね。「家族」の存在が大きく働いた瞬間でしょうね。例
え一等賞が取れないとしても「自分らしく、出来れば悔いの無い様に走る事」も併せて大事でしょう。と言う事で、まだまだ
「埋もれている」と思いますので、時間を見つけて新しい作品探しにいそしもうと思います。日増しに暑くなっても来ていま
すので出来得るだけの事を行い、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。