こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。
今日,7月24日は国民の祝日「スポーツの日」!
……と言いつつ,違和感を禁じえません。
この祝日は,去年までは「体育の日」という名前でした。
しかも,本来ならば10月の第2月曜日です。
さらに,もともとは10月10日でした。
1964年に開催された東京オリンピック。その開会式が10月10日でした。
いわゆる「晴れの特異日」ということで,この日に決まったと言われています。
それがいわゆる「ハッピーマンデー制度」の導入に伴って,2000年からは10月の第2月曜日に変更されました。
10月8日から14日の間で年ごとに移動することになったのです。
さらに,今年から名称が「スポーツの日」に改められました。
「スポーツ」という言葉には,自発的に楽しむという意味が含まれることが理由とされています。
そして,今年に限っては,7月24日とされました。
東京オリンピックの開会式に合わせ,渋滞を緩和するという意図でした。
来年からは10月の第2月曜日に戻るはずでしたが,五輪の延期に伴って,再変更が検討されています。
このような経緯で,今日が「スポーツの日」とされたのです。
なじめないのも仕方がありません。
一つ一つの変更には,それぞれ合理性があるのでしょう。
ところが,それが積み重なるにつれて,違和感が増していきます。
「正しいかどうか」ではないのです。
「変化」とか「進化」とか,あるいは「新鮮さ」とか,そんな言葉がもてはやされる昨今です。
そんな新しいものばかり追い求める風潮を,けげんな目で眺めている自分がいます。