こんにちは!大阪市東淀川区にある小松校の林です(^-^)
今日も暑いですが、いかがお過ごしですか?
本日は「土用の丑の日」です。
この日は「夏=うなぎを食べる日」と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、
実は夏限定ではなく、2020年は春夏秋冬を通して7回もあるのです!
もともと「土用の丑の日」は季節の変わり目にあたるらしく、
この時期は体調を崩しやすい時期でもあることから、
滋養のある食べ物を食す習慣はあったみたいです。
特にうなぎはなんと『万葉集』で大伴家持が
石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ
と詠んでいます。
これは家持が石麻呂という人に「夏痩せにはむなぎ(うなぎ)を食べるといいよ~」と勧めている歌なのだそうです。ただ、当時はうなぎをどうやって調理していたのか、気になるところではありますが・・・(さすがに蒲焼とか秘伝のタレとかなさそうですし・・・)。
それにしても、日本人とうなぎの関係が『万葉集』の時代からつづいていたことに驚きました。
土用の丑の日にうなぎを食べれば夏バテ知らず!と世間に知らしめたのは江戸時代の蘭学者である平賀源内だということは有名ですが、昔から体調を崩しやすい夏にはうなぎを食べて栄養補給という考え方はあったのですね(^-^)
そろそろ本格的な夏がやってきます!しっかりと栄養を摂って体調管理を心がけましょう!