教室ブログ

2020.06.27

熟字訓

こんにちは。個別指導Wam小宮町校です。

 

石川中学校の第1回定期考査の範囲表が,昨日,配布されました。

3年生の国語の出題範囲には「熟字訓」が含まれています。

 

熟字訓とは,「漢字二字以上で構成され,その一字一字の読み方を分けることができないもの」と教科書には書かれています。

わかりやすい例として,「今日」「明日」「昨日」「一人」「大人」「下手」などが挙げられていますが,定期考査では,もっと難しいものが出題されると思われます。

 

「乙女」「相撲」「硫黄」「木綿」「吹雪」「小豆」「田舎」「草履」「土産」「息子」「最寄り」「行方」「伯父」「伯母」

 

このあたりの言葉は,耳なじみもあるものでしょうから,それほど難しくはなさそうです。

 

「河岸」「老舗」「弥生」「為替」「鍛冶」「早苗」「固唾」「時雨」「足袋」「太刀」「早乙女」

 

こういった言葉は,そもそも聞いたことがないという生徒も少なくないと思います。鍛冶屋も早乙女も昔話の世界です。

 

そして,何と言ってもこの言葉。

 

「凸凹」

 

「凹凸」なら「オウトツ」。音読みですから漢語です。

ひっくり返すと「でこぼこ」。熟字訓となります。

 

 

国語のテストは定期考査の二日目,7月14日に行われます。

その頃には,まだ梅雨は明けていないのでしょうか。

この「梅雨」という言葉。

「バイウ」と読めば漢語ですが,「つゆ」と読めば熟字訓ですね。

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