教室ブログ

2020.06.19

【建学の精神】

こんにちは。Wam四箇郷校です。6月も早や後半、概ねの学校が通常授業に戻ってから、初めての週末になりますね。今日

 

は少し「涼」が戻って、快適な感じがしましたが・・・。例年より数ヶ月遅い「本来」の「いつも通り」に戻って、疲れては

 

いないでしょうか?ですが、そもそもは現在の形が「本来」の「いつも通り」ですから、少しずつでも「戻していく」為に、

 

まず1か月こなしてもらえれば、と思っています。「本来」の夏休み期間にも間もなく差し掛かろうとしておりますが、受験

 

生の方でなくとも、「進路」の方は朧気にでも浮かんでいますでしょうか?自身の希望する「将来」に関しては、「進路」の

 

概念を含んだ目的の学校に無事入学してから考えても遅くはないと思います。ですがその前に、自分が足を踏み入れようとし

 

ている「相手」の事を一つでもいいですから、自分なりにきちんと知っておく必要があると思います。「相手」の正体が「学

 

校」であれ、「会社」であれ、だと思います。例えば、月並みなお話なのですが、「私立」の学校には、基本「建学の精神」

 

と言うものがあります。入学式等でもお披露目される所もある筈です。何故その学校が創りあげられたのか?この学校の存在

 

意義は何なのか?どういう教育理念を持って指導にあたっていくのか?その学校の基本姿勢が詰まっています。一般の会社・

 

企業で言えば「企業理念」、人間の感情の種類に置き換えると「信念」、その「組織」の「方針」と同じ所だと思います。説

 

明会やオープンスクールなどに行かれて、現地での人との触れ合いも有り等して、「ここに入学したい」「こう言う事をして

 

みたい」「将来こうなりたい」と言う気持ちを持つ事、誠素晴らしい事だと思います。でも、少し嫌~な大人の話をすると、

 

私立学校と言うのは、会社・企業と同じく、所謂売上・利益を上げて参らないと運営が立ち行かなくなってしまいます。学校

 

が長~く円滑な運営を続けていく為には「将来の人材」をしっかり「形」に残して送り出して遺して行く必要があります。い

 

わば「実績」です。その「実績」を残していく故に、「建学の精神」に基づいた「方針」を簡単に変える訳にはやはり行かな

 

いのですね。課題も多いでしょうし、居残りや補習と言ったフォローも多いかもしれません。それら対応があるのも、やはり

 

その「方針」故だと思います。学校であれ、組織であれ、自分なりに事前に出来得るだけ「相手」の「方針」を知ったり、先

 

輩方のお話等、人の意見を傾聴した上で、「結論」を出す事はやはり大切です。「相手」の「方針」を慮った上で「自分はそ

 

こで何をしたいか?頑張りたいのか?」もしくは、まだ将来の事は考えられないけれど、ただ勉強が好きで、どんな辛い事が

 

あっても勉強がしたいから、やり切ってやると気持ち等、具体的、抽象的な形どちらでも良いと思いますから、自分の中の

 

「気概」や「甲斐」を持っておかないと・・・、大変になるのですよ。本当に。語弊が有りますが、「生き残る為(生き残ら

 

せる為とも言えると思います)」先生方も大変になるのですよ・・・本当に。「学校に行って貰える為」に親御さん方も大変

 

になるのですよ・・・。本当の本当に・・・。結果に対するモチベーションは巡り巡りますから。色~んな意味で、事の

 

「前」でも「途中」でも「後」でも、自分の事は自分なりに自分で決めて守っていかないと、大変なのですよ・・・。だか

 

ら、「進路」は出来れば「中途半端(そのつもりは無いのかも知れませんが)」に決めずにしっかりと向き合って決めて貰え

 

たらな・・・、とは思います。「涼」が戻っておりますが、今、日常的にマスクをする事も多いと思いますので、熱中症な

 

ど、体調にはくれぐれも気を付けて下さい。

 

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