ブログをご覧の皆様こんばんは。
個別指導wam東豊校の涌井です。
本日の新潟日報の記事で非常に気になるものを見つけました。
↓記事のURLになります。
新潟日報モア『高校入試 出題範囲縮小へ』
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20200616549823.html
新型コロナの流行で学校が一時休校となり、多くの小中高生では学校での勉強時間が減少しました。
記事によると、県内の小中学生(新潟市内は除く)の授業が平均87時間(コマ)遅れているそうです。
そのため、高校入試の出題範囲を例年よりも短くすることを検討するそうです。
既に縮小を宣言している都府県もあり、新潟県もそれに似た対応になるのではないかと思います。
『出題範囲が減った!やった!!』と思っている人はいませんか?
確かに、出題範囲が減ることは勉強をしなければいけない範囲が狭まることに繋がります。
東京都の場合は、数学の分野の三平方の定理が範囲から除外されるそうです。
三平方の定理は新潟県の高校入試では大問6で頻繁に出題されており、正答率も非常に低い問題となっています。つまり数学の問題の中で難易度が高い分野となります。
ここまで聞いていると、『出題範囲が減るうえに、難しい範囲もなくなるじゃん!やった!!』ですね(笑)
しかし、本当にそうなのでしょうか?
皆さん、想像してみてください。
出題範囲が広い100点満点のテスト。
出題範囲が狭い100点満点のテスト。
どちらの方が、難しい問題が出やすいでしょうか?
狭い範囲のテストの方が難しい問題は出やすいですよね。
どのような範囲が入試の範囲から削られるのかは分かりません。
入試の範囲が縮小されるかも決まっているわけではありません。
僕が上記したことは仮定の話です。憶測でしかありません。
しかし、想像にしていないことが、この2~3カ月で起こりました。
この先もどのようなことが起こるか想像は出来ません。
だからこそ、今出来る準備をする必要があるのです。
勉強に不安を感じている方、このままで大丈夫かなと感じている皆様の支えになるように。
一生懸命考えて、乗り越えていきましょう。
ではでは
個別指導wam東豊校
教室長 涌井
TEL:0254-28-7860