教室ブログ
萩原台校近隣の学校も、分散登校による登校日が設けられ少しずつ子供たちの日常が
戻りつつあります。休校になる以前のような通学に戻るのは、まだ少し先になるよう
ですが、当たり前の「学校生活」があるということの意味は、この数か月できっと子供
たちも学んだのではないでしょうか。
まだまだコロナウィルスの脅威がゼロになったわけではありませんが、同時に「普通」の
日常も取り戻していかなくてはなりません。
「分散登校って授業はどうやって進めるんだろう」「遅れている分の授業はどう取り戻す
んだろう」と、不安を抱えているのは決して大人だけではないと思います。大人は
「こういう事態だから仕方ないよな」と飲み込めても、「学校行事の中止」や「夏休み
の短縮」などは、子供たちはやはり気持ちが落ち込んでしまうことでしょう。
我々は学習塾です。そんな中でも、少しでも学習面で不安にさせないようにフォローして
いくことが使命です。でもそんな私たちだからこそ、今の子供たちが置かれている状況が
いかに「普通」ではないかということを理解してあげなければいけないと思います。
大人になれば「なぜ自分たちだけが…」と理不尽に感じることなんていくらでもある、
という大人もいるかもしれませんが、果たして子供たちが今それを絶対に受け止めなければ
ならないんでしょうか。そう思えるように導くことは必要かもしれませんが、今の子供たち
が置かれている状況は「自分たちも学生時代に経験はしていない」のだということは忘れて
はいけないと思います。
