こんにちわ!
Wam呉羽校の林です。
今週で長かった休校も終わり、分散登校ではありますが、学校が始まります。
コロナの脅威が完全に去った訳ではありませんが、子供たちには予防を徹底しつつ、
運動をしてほしいと思います。
それは、運動不足解消もありますが、学力が向上するからです。
学力向上のカギは「心拍数を増やすこと」と言われています。
どんな競技でも構いませんが、心拍数が増える有酸素運動をすることが望ましく、
小学生が最も運動の恩恵を得られると言われています。
ある実験で、小学生に縄跳び等の運動をしたあと、テストを行った結果、
勉強していないにも関わらず、どの生徒も算数テストの得点が上がりました。
短時間の運動でもこのような結果となり、活動量が増えれば増えるほど、
テストの得点も高くなりました。
ランニングやボール遊び等でも同じ結果が得られており、
特にテストの得点が大幅に上がった子どもたちは、
「息が切れる運動」をしていたことがわかっています。
ではなぜ、子どもたちの「算数の能力」が向上したのでしょうか?
それは、運動をすると海馬と脳の「白質」と呼ばれる部位の機能が強化されるからです。
白質は情報伝達を担うケーブルの集合体で、脳の左側の白質が「数学的な能力」に関わっています。
座ってばかりではなく、毎日をできるだけ活動的に過ごせば白質は強化されます。
そのため、子どもを外で遊ばせることが、机の上で行う勉強にも良い影響をもたらしてくれるのです。