ブログをご覧の皆様こんばんは!
個別指導Wam東豊校の涌井です。
今日は朝から雨が降って気温が低い一日でした。
学校の課題に追われている生徒への質問対応が続いている今日この頃。
さてさて、本日はお久しぶり(?)の勉強のお話をしていきます。
以前のブログ(『学校のワークの使い方①』)のお話の続きをします。
(半年以上前なのは許してください)
以前のブログでお伝えした大事なことは
ワークを終わらせることが目的ではない
ワークは成績を上げるための道具でしかない
目的は問題ができるようになること
これをしっかりと頭に入れた上でこれからのお話を聞いてください。
それでは、どのようにワークを使っていけばいいのか、
具体的な方法を書き連ねていきます。
まずはワークを行う上での大事なサイクルがあります。
①行う箇所を決める
②問題を解く
③直ぐに丸付けをする
④見直しをする
⑤もう一度間違えた問題を解く
⑥再度、解いた問題を丸付けする
これはワークだけでなく新研究などの問題集も同じです。
どの問題集にも通じるやり方になります。
それでは1つ1つ細かい箇所を確認しましょう。
①行う箇所を決める
行う箇所は最初に決めましょう。
ここの注意点は、範囲を広げ過ぎないことです。
丸付けをするときに『何をやったか・どのようにやったのか』を覚えている範囲に収めましょう。
ちなみにですが、僕は短期の記憶力が強くなかったので1ページ~2ページの範囲で収めていました。
②問題を解く
ここでの注意点2つあります。
1つ目は解法や答えが全く思い付かずどうしていいか分からない問題は飛ばしてください。
例えを出して説明しましょう。
『794年に桓武天皇が京都に作った新しい都を答えよ』
という問題が出てきたときに、
『長岡京』・『平城京』・『平安京』のようなキーワードが思い浮かんでいれば、
どれが答えなのか悩んでも良いと思います。
『794年』の『京都』に『新しい都』って言っているから『平安京』だと答えを導くのもありです。
『平城京は奈良だったな~』とか『長岡京は784年に遷都された気がする・・・』だから『平安京が答えかな~』のように、キーワードの中の覚えている情報から類推するのもありありです。
しかし、何もキーワードが頭に思い付かない問題ではこれが出来ません。
これでは、ただただ分からない状態が続くだけで苦痛にしかなりません。
そんな時は直ぐに次の問題に移ってください。
社会の例で説明しましたが、これは他の教科でも同じです。
数学であれば『公式が全く思い付かない、そもそも何を言われているか分からない』、
英語であれば『単語が全く分からん』『指示されている言葉の意味が分からん』、
このように何をしていいか分からない状態の時は、素直に飛ばしましょう。
※あまりにも飛ばす問題が多い時はワークをいったん閉じましょう。
そしてワークで取り扱っている単元を確認し、その単元の教科書や学校のノートを見ましょう。
そして知識を確認してからワークに進みましょう。
2つ目は数学限定になってしまうのですが、途中式を書きましょう。
これはこの後の④の箇所に通じるところになります。
必ず途中式を書いて、答えだけを載せる状況は避けましょう。
③直ぐに丸付けをする
①で決めた範囲を解き終わったら、直ぐに丸付けに入りましょう。
間違っても、丸付けをしないまま次の範囲に移ったり、休憩に入らないようにしましょう。
「丸付け見直しはやった直後にする!」をしっかりと頭に入れてください。
④見直しをする
ただ丸付けをするだけでなく、どうして間違えていたのかを確認してください。
計算ミスをしていたのか、漢字を間違えていたのか、そもそも覚えていなかったのか、などなど。
そして以下の考え方を常に持って見直しをします。2つあります。
1つ目は何が出来ていたのかをしっかり確認してください。
出来なかった事ばかり注目するのではなく、何が出来たのかしっかり注目しましょう!
2つ目は、間違えた問題は次にやった時にどうやったら出来るかなと考えてください。
この2つは中々意識の外に外れやすいです。
是非この2点に注目して見直しをしてみてください。
⑤もう一度間違えた問題を解き直す
④で見直した問題をもう一度、解説を見ずに解いてみてください。
そして、間違えた問題にはチェックを入れておくとより効果的です。
⑥再度丸付けをする
見直しをして付けた知識が正しいかここで再確認をしましょう。
ここも問題を解き終わったら直ぐに丸付けをしましょう。
ここまでをまとめましょう。
☆ワークをする上で大事な習慣☆
=ワークの進め方=
①行う箇所を決める
②問題を解く
③直ぐに丸付けをする
④見直しをする
⑤もう一度間違えた問題を解く
⑥再度、解いた問題を丸付けする
=大事な作業・考え方=
ワークで出来た問題をしっかり確認する
間違えた問題はどうやったら出来るようになるのか考える
以上がワークをする上で大事な習慣になります。
各々の作業の中に気を付けてほしいことも書きました。
これ以外にも何故このような事をするのかも説明したいのですが、
非常に今日のブログが長くなります。
なので、一旦ここまでにして次のブログ(5/21up予定) に続きを書きます。
ここまで見て頂きありがとうございます。
また次のブログでお会いしましょう。
ではでは。
個別指導Wam東豊校
教室長 涌井
TEL:0254-28-7860